MENU

旬のおすすめ

信夫三山暁まいりと、信夫山のパワースポットご紹介!

パワースポット巡りで2023年の運気を高めたいあなたへ

信仰の山「信夫山」はパワースポットがいっぱい

福島盆地にぽつんと浮かぶようにたたずむ「信夫山(しのぶやま)」。福島市のシンボルとして市民に愛される身近な存在ですが、以前の記事でご紹介したように、すごい歴史が秘められた山なんです。

信夫山が熱い! NHK「にっぽん百低山」で紹介されたコースを歩こう

信夫山はその昔、福島市一帯が湖だった頃から存在し、修験道の修行の場として多くの山伏が集い、山頂には羽黒神社、そしてさまざまな伝説がある巨石が多数存在しています。

2023年の運気を高めたい方、そして縁結びの御利益を期待する方も、今年は「信夫三山暁まいり」と「信夫山のパワースポット巡り」に行ってみませんか?

「信夫三山暁まいり」と日本一の大わらじ

毎年2月10日から11日にかけて開催される羽黒神社の例祭「信夫三山暁まいり」は、江戸時代から400年にわたって受け継がれているお祭りで、長さ12m、幅1.4m、重さ2tの日本一の大わらじが奉納されることでも有名です。

その昔、羽黒神社にあった仁王門に安置されていた仁王様の足の大きさに合った大わらじを奉納したことが由来とされていて、稲わら約3,000束を使い、2週間かけて作られています。
祭り当日、大わらじは約100人の担ぎ手によって担ぎ上げられ、市内中心部を練り歩いたあと、羽黒神社へと至る険しい参道(御神坂)を一気に登って奉納されます。

(過去の写真です)

今年は残念ながら、大わらじの市中練り歩きと奉納、参道の照明設置は行われないそうです。
来年の再開を楽しみに待ちましょう。

信夫三山暁まいり

「暁まいり」にしかいただけない特別な御朱印

羽黒神社では、元旦の1月1日と、この暁まいりのときにだけ御朱印がいただけます。しかも「暁まいり参拝記念」の印が押される御朱印は暁まいりのときだけ!

暁まいりに参拝したら、ぜひ御朱印をいただいてください。拝殿右側の社務所でいただけます。

【ふくしま御朱印めぐり】Vol.3 羽黒神社

縁結びのお祭り

昔の暁まいりでは、雪で足元がすべる急坂の参道を男女が助け合いながら登ったことから、“縁結び”にも御利益があるとされています。
3年続けてお参りすると恋が成就するという言い伝えや、信夫山から福島市内の夜景をバックにプロポーズすると結ばれるという話があり、家族連れや恋人たちなど多くの人で賑わいます。
今年の暁まいり、ぜひ二人で行ってみては!

暁まいり福男福女競走

家内安全・身体強健・疫病退散・五穀豊穣を願う「暁まいり福男福女競走」が、今年は3年ぶりに開催されます!
コースは、公園入口大鳥居から羽黒神山での約1.3km。

コスプレ賞やカップル賞、親子賞もあるので、走力に自信のある方はもちろん、いろんな方がそれぞれの楽しみ方で走れます。

詳しくはこちらをご覧ください。

第9回暁まいり福男福女競走

 

信夫山のパワースポット

信夫山には「四十八石」など、さまざまな言い伝えがある大きな岩をはじめ、パワースポットとされている巨石がたくさんあります。

座禅岩

信夫山随一の絶景ポイント・鴉が崎の手前、月山神社駐車場の近くにある大きな椅子の形をした岩。
その昔、弘法大師(空海)が吾妻山に向かってこの岩で座禅を組み、ついに悟りを開いたと伝えられている、信夫山のパワースポットの一つ「座禅岩」です。この場所はマイナスイオンの数値が高いんだとか。

実際に岩に登って座禅を組むと、すごく落ち着く感覚があります。
山伏信仰の盛んな時代には、何千もの山伏僧が座禅を組んで修行をした場所なんだそうです。

安江繁家の公徳碑

羽黒神社の境内に、上杉家の家臣で伊達・信夫両郡の郡代だった安江繁家(やすえ しげいえ)の公徳碑があります。
良政によって郷民に慕われたと伝えられており、寛永元年(1624)にこの碑が建てられたそうです。

高さ約1.8mの碑の中央に大日如来を表す円相が刻まれており、ここに額をあてると頭痛が治り、頭も良くなるといわれています。受験生にも人気だとか。

確かに、円相に額を当てると「すっ」と心が落ち着く感じがしました。ここもマイナスイオンの数値が高いのだそうです。

弁慶の膝かぶ石

羽黒神社の石段の下にある「弁慶の膝かぶ石」、岩の上のほうがポッコリとへこんでいます。

これは弁慶が膝をぶつけた跡だと伝えられていて、足の悪い人がその穴に膝を当てると治るといわれています。
実際に膝を当ててみると見事にすっぽりと収まり、なんとも言えない安心感がありました!

一字一経石

羽黒神社への旧参道「御神坂」を上ったところにある八幡神社の向かいのあたり、よーく気をつけて足元を見ていると、文字のようなものが書かれている小石が見つかることも。

これは「一字一経石」と呼ばれ、かつてその場所にあった十王堂で山伏修験の僧侶が修行のために石にお経の文字を書いたものだそうです。それが参拝者のあいだにも広まり、奉納されたといわれています。

以前は「座禅石」の周りにもこの一字一経石がありましたが、今ではなかなか見られなくなりました。

岩谷観音

パワースポットとは少し違うかもしれませんが、信夫山の中腹にある岩谷観音は、三十三観音・地蔵尊・不動尊など60余体が岩肌に刻まれている福島市指定の史跡および名勝です。
こちらの記事も合わせてご覧ください。

岩谷観音(いわやかんのん)

 

信夫山のパワースポットへの行き方

《公共交通機関利用者向け》

JR福島駅(東口)から信夫山の入口(信夫山公園駒山広場)までの行き方をご紹介します。麓から各スポットまでのルートは、Googleマップをご覧ください。

 バス JR福島駅東口のバスターミナル(9番乗り場)から、福島市内循環線ももりん2コースに乗車、「福島テレビ」バス停で降車。バス停からは、徒歩約5分。(運賃片道100円)
※岩谷観音まで向かう方は、こちらをご覧ください。
 徒歩

JR福島駅東口から約2km、徒歩約30分。

タクシー

JR福島駅東口タクシー乗り場から約10分。(料金目安 福島県タクシー協会サイトへ

《マイカー利用者向け》

各スポットの最寄りの駐車場を紹介します。

羽黒神社(暁まいり、安江繁家の公徳碑、一字一経石)は、「参拝者駐車場」または「信夫山ガイドセンター駐車場」をご利用ください。

✅春~秋期まで(道幅が狭く、急こう配の箇所あり)

✅冬期

座禅岩は、月山駐車場をご利用ください。

岩谷観音は、長命地蔵付近にある「駐車スペース」または、「小金山駐車場」をご利用ください。

岩谷観音の麓、長命地蔵付近の駐車スペースには普通車で5台程度駐車いただけます。岩谷観音へは、長い階段が続きますので、雪などで足元が悪い場合は、小金山駐車場に駐車いただき、徒歩で向かう方法がおすすめです。

✅岩谷観音の麓の駐車スペース

✅小金山駐車場

信夫山散策におすすめマップ

ご紹介したパワースポットを効率よく巡る、散策コースも紹介中。モデルルートMAPもご覧ください。

村上瑞恵

レギュラーライター /編集・ SNS担当

村上瑞恵

地に足のついた生活がしたいと、2006年に都内から福島県にIターン。パソコン通信時代からのPCユーザーで、サイト運営やSNS運用などデジタル方面にわりと強いガジェットおたく。地域のICT化推進事業に携わったのち、Web制作会社で観光情報サイトの編集やSNSを活用した販売促進・ファンづくりを担当し、2022年9月に独立。休みの日はカメラ片手にバイクや車で出かけている。

ライター紹介はこちら

福島市の魅力満載! 人気記事ランキング

みんなに人気の福島市情報! コンテンツ別 人気ランキング

観光・スポット

体験・ツアー

グルメ・お土産

温泉・宿泊

福島市の特産品! ふるさと納税をご紹介