掲載日 2023.10.15 / 更新日 2023.10.31

編集部オススメ！福島の紅葉スポット4選

福島市内で気軽に行ける紅葉スポットをご紹介します

2023年の長かった猛暑も終わり、ようやく秋の到来。福島市内の山々も少しずつ色づいてきましたね！
今のところ天候にも恵まれ朝晩の冷え込みも順調。今年は綺麗な紅葉が期待できそうで、今からわくわくが止まりません。

本格的な紅葉シーズンは目の前！
今回は、気軽に行ける福島市内の紅葉スポットをご紹介します。

磐梯吾妻スカイラインの紅葉も最高ですが、駅から30分圏内で行けちゃう手軽な場所もぜひご検討ください。

あづま総合運動公園のいちょう並木

福島市内で手軽に紅葉を楽しみたいなら、まずは『あづま総合運動公園』がおすすめ。
ゆったり広い並木道が約520mに渡って続き、116本のイチョウが黄色く色づいた葉を広げます。

今年は10月20日ごろ見頃を迎え、10月下旬から11月上旬に「黄色いじゅうたん」がお目見えしそう。
一面の黄色が足元に広がる光景は、何度訪れても飽きないから不思議ですね！

この黄色いじゅうたんを維持するために、銀杏だけを取り除き、敢えて落ち葉を掃かないようにしているそうです。

平坦な道が続くので、ベビーカーや車椅子で来ても大丈夫。
グループで来る学生やカップル、子連れのファミリー、ワンちゃんのお散歩などをしている地元の人だけでなく、県内外からたくさんの人が訪れる人気の場所です。

公園の周辺にはたくさん駐車場がありますが、一番近い「大駐車場」が便利。

夜は恒例のライトアップイベント「イチョウ光のプロムナード」の開催も予定しています。
昼とは違った幻想的な雰囲気。
飲食出店の予定(不定休)もしているそうです。
冷え込むので上着を持って訪れてくださいね。

【イチョウ光のプロムナード】10月18日（水）～11月12日（日）、17:00～20:00 ※毎週火曜日は休止

名称	あづま運動公園イチョウ並木
例年の見頃	10月下旬～11月上旬
料金	入園無料（入園時間9:00～21:00、毎週火曜・年末年始休園）
交通	【車】・東北自動車道・福島西ICより車で約10分・JR福島駅より車で約20分【バス】・JR福島駅東口から福島交通バス7番のりば「佐原」または「佐原経由四季の里」乗車約30分、「あづま総合体育館」または「あづま陸上競技場」下車
HP・SNS	県営あづま総合運動公園公式ホームページ
問合せ	あづま運動公園 TEL024-593-1111

福島を代表する桜の名所『花見山公園』。美しいのは春だけではありません。

秋は観光客も少なく、ゆったりと園内を周遊できます。
赤、黄色、オレンジに色づく木々を眺めながら園内をトレッキング。20～30分歩けば眺望の良い花見山山頂に到着します。
色づいた木々の間から見えるのは、福島市街地。

標高180ｍの高すぎず、低すぎないこの場所は、リアルに福島市内の息吹が感じられ「あ～！私、この街が好き」と毎回思ってしまう、そんな魅力のある場所です。

また、ちょうど紅葉の時期から「十月桜」も小さな花びらを広げ始めます。
その後も2月は蝋梅、3月は梅と続き、一年を通して季節の花が咲き誇る花見山公園。

秋晴れの日を狙って訪れれば、清々しい空気に心もリフレッシュできることでしょう。

※園内は、花き生産農家の私有地です。マナーを守って散策しましょう。

名称	花見山公園
例年の見頃	11月上旬～11月中旬
料金	入園無料（入園時間6:00～18:00）
交通	【車】・東北自動車道・福島西ICまたは福島飯坂ICより車で約20分・JR福島駅より車で約15分【バス】・JR福島駅東口から福島交通バス8番のりば「渡利南回り」乗車約15分、「花見山入り口」下車、徒歩約25分
HP・SNS	花見山特設サイト
問合せ	福島市観光案内所 TEL024-531-6428

11万㎡の広大な敷地に、江戸時代中期から明治時代にかけての県北地方の民家や芝居小屋、商人宿、料亭などが移築復元されている「福島市民家園」。当時の環境を等身大に再現する教育施設です。

ここでは、カエデやモミジなど、種類豊富な紅葉が楽しめます。

園内の池に映る鮮やかな色にもご注目。
秋の紅葉シーズンはどこを切り取っても写真映えするところばかりで、カメラを持った観光客も多い印象。

また、年中行事の再現や「わら細工」などの体験行事の伝承など、時節に合わせたイベントも開催しています。

「あづま総合運動公園」敷地内にあるので、イチョウ並木とセットで訪れてみては。

名称	福島市民家園
例年の見頃	10月下旬～11月上旬
料金	入園無料（入園時間9:00～16:30、毎週火曜・年末年始休園）
交通	【車】・東北自動車道・福島西ICより車で約10分・JR福島駅より車で約25分【バス】・JR福島駅東口より福島交通バス7番のりば「佐原」または「佐原経由四季の里」乗車約30分、「室石」下車、徒歩約15分
HP・SNS	福島市民家園公式ホームページ
問い合わせ	福島市民家園 TEL024-593-5249

福島市山口にある「文知摺観音普門院（もちずりかんのんふもんいん）」は俳聖・松尾芭蕉も訪れた由緒ある場所で、「信夫文知摺」の名で知られています。

境内にはたくさんの木々が植樹されており、春は桜、夏は藤やハス、秋には真っ赤に色づいたモミジなど、散策を楽しみながら心落ち着ける癒しの場となっています。日本古来から受け継がれた建築物と美しい紅葉がマッチし、この空間だけ違う時代を切り取ったような情緒深さ。

天気が良ければ、モミジの間から遠く吾妻連峰を望むこともできます。

敷地内には観音堂、多宝塔などのほか、松尾芭蕉や正岡子規、古今和歌集で詠まれた歌の歌碑もあります。
御朱印を集めている人は、事務所（入口）に立ち寄ってから参拝するのがスムーズ。

たくさんの秋が発見できるこの場所は、大人だけで行っても、お子様連れでも楽しめますよ。

名称	文知摺観音　普門院
例年の見頃	10月下旬～11月上旬
料金	拝観無料、資料館見学は大人200円、小・中学生100円（拝観時間9:00～17:00　※冬季は16:00、年中無休　※正月3日間は資料館のみ休館）
交通	【車】・東北自動車道・福島飯坂ICより車で約20分・JR福島駅より車で約20分【バス】・JR福島駅東口より福島交通バス3番のりば「宮下町大波経由掛田駅前」または「月舘経由川俣」乗車約20分、「文知摺観音入口」下車、徒歩約10分 ※土日祝は「文知摺観音」バス停も利用できます
HP・SNS	安洞院
問合せ	普門院 TEL024-535-1471