発売からわずか2日で売り切れ！ 福島市の「ご当地ガチャ」が大人気

福島市の特産品や観光名所をモチーフにした「ご当地カプセルトイ（ガチャ）」が、発売からわずか2日で売り切れとなり、大きな反響を呼んでいます。
そこで、福島のご当地ガチャLOVEの筆者が、早速リサーチに行ってきました！

「イトーヨーカドー福島店」ガチャコーナーで販売中

販売されているのは、福島駅西口駅前にある「イトーヨーカドー福島店」3階おもちゃ売り場のガチャコーナーです。

「イトーヨーカドー福島店」3階おもちゃ売り場

昨年、イトーヨーカドー弘前店で、青森のご当地ガチャを販売したところ大ヒットとなり、福島店でも実施されることになりました。

福島店での販売は全国で3店舗目。福島市のご当地ガチャは福島店でしか手に入りません。この企画は、イトーヨーカドー福島店と、福島市のクサカ印刷所が共同で行っています。

イトーヨーカドー福島店限定企画

福島市の特産品や観光名所デザインのご当地ガチャ

福島市の特産品をデザインしたアクリル製キーホルダーと、観光名所をデザインした自立型のアクリル製マスコットで、それぞれ全6種類。

「福島のたまげたなぁ～アクリルキーホルダー」と「福島ご当地アクリルマスコット」

チャレンジするのは、発売からわずか2日で売り切れとなった「福島のたまげたなぁ～アクリルキーホルダー」。
与えられたチャンスは1回。今回の筆者の狙いは、阿部留商店の「ラヂウム玉子」。

いざ、100円玉5枚を投入して、チャレンジ！ 大人でもどれが当たるか分からないドキドキワクワク感がたまりません。

100円玉5枚が必要。両替機あり。

結果は……、ハイ！ この笑顔！！

「ラヂウム玉子」アクリルキーホルダーを手にする筆者

ラヂウム玉子への日頃の愛が通じたのでしょうか。

もちろん、福島愛が強いので、本音は以下の全てを揃えたい（笑）

福島のたまげたなぁ～アクリルキーホルダー

福島ご当地アクリルマスコット

これが、ご当地ガチャの魅力のひとつでもあります。

福島のたまげたなぁ～アクリルキーホルダー全6種類

・太陽堂のむぎせんべい（太陽堂むぎせんべい本舗）：ほんのり甘い素朴な味わいの福島定番土産
・ラヂウム玉子（阿部留商店）：飯坂温泉発祥の温泉玉子で、飯坂温泉名物
・福島名物「円盤餃子」（餃子照井）：円盤状に焼き上げる餃子は福島市民の愛するご当地グルメ
・土湯こけし：土湯温泉発祥で、遠刈田、鳴子と並ぶ日本三大こけしの一つ
・「ポッポ」ロゴマーク：イトーヨーカドー内にあるファストフードショップ
・「イトーヨーカドー」ロゴマーク

福島ご当地アクリルマスコット全6種類

・福島駅東口　古関裕而之像：福島市出身の作曲家・古関裕而の代表曲が30分ごとに流れる
・福島わらじまつり：東北を代表するまつりの一つで、福島市の夏の風物詩
・吾妻山の雪うさぎ：福島市の吾妻山に4月頃現れるウサギ形の残雪の愛称
・花見山：福島県を代表する花の名所。写真家の秋山庄太郎が「福島に桃源郷あり」と絶賛
・信夫山（しのぶやま）：福島市内を一望できる展望台や公園などもある福島市のシンボル
・飯坂温泉　鯖湖湯（さばこゆ）：松尾芭蕉も入ったといわれる源泉かけ流しの共同浴場

Twitterでも大人気です！

福島駅に移動してヨーカドーのご当地ガチャ。
念を込めてラヂTを着ていったおかげか、2回目でラジウム玉子がっ！4回まわした結果ポッポ2個、ラジウム玉子2個でした。
次は麦せんべい当てたい！ pic.twitter.com/cnzQtojhtQ

— かやの (@kayanomimi) May 19, 2023

箭内さんアクスタと福島市アクキーガチャ😊これ他の市町村のも欲しくなる…
ラヂウム玉子出るまで回しまくって土湯こけし軍団が出来てしまった pic.twitter.com/MoQMZXmJgQ

— てるまー (@telmk2) May 14, 2023

全国ネットワークを生かした「地域おこし」の好例

イトーヨーカドー弘前店からはじまったこの企画に、どのようなきっかけでクサカ印刷所が携わるようになったのでしょうか。

クサカ印刷所は以前より、福島の身近な景色や街並みをイラストにし、ふくしまのひと・まち・思い出をつなぎ、ふくしまの街の魅力を発信する地域活性化事業に取り組んでいます。

桃源郷雪うさぎ

飯坂温泉 鯖湖湯

この取り組みは全国的な印刷会社のネットワークを通じて展開されており、青森県弘前市のアサヒ印刷が、イトーヨーカドー弘前店とイラストを使った年賀状の販売を始めました。クサカ印刷所もイトーヨーカドー福島店と行っています。

そのような地域活性化事業の一つとして、アサヒ印刷がご当地ガチャをイトーヨーカドー弘前店に企画提案し、販売を行ったところ大成功！ 全国的に展開したいということになったのが今回の経緯です。クサカ印刷所も福島店と協力して行うことになりました。

日頃からの業界ネットワークを生かし、地域内で顔の見えるお付き合いをしていたからこそ生まれた、地域おこしの素晴らしい広がりではないでしょうか。

ご当地ガチャを通じて、地域の魅力を再発見するきっかけに

最後に、イトーヨーカドー福島店　衣料雑貨部・子供ワールド部の川幡浩孝さんと、クサカ印刷所　営業企画部の髙橋樹奈さんに、ご当地ガチャに対する思いを伺いました。

イトーヨーカドー福島店の川幡浩孝さん（左）とクサカ印刷所の髙橋樹奈さん（右）

イトーヨーカドー福島店　川幡浩孝さん
「ご当地ガチャということもあって、旅行で来られた方や、帰省で戻ってこられた方がお土産で買ってくだされば嬉しいですね。そして、ご当地ガチャを多くの人に知っていただくことで、地域の企業が認知され、それが売上につながっていければ嬉しいと思っております」

クサカ印刷所　髙橋樹奈さん
「福島市のご当地ガチャという商品を通して、今まで見落とされてきた福島の良さとか、観光名所とか、それらを再発見するようなきっかけになればと思います」

ご当地ガチャ企画はすでに第2弾も企画中で、夏頃にはお目見えする予定です。福島市の新しいお土産として、全国に福島市の魅力が広がっていくことが期待されています。

第2弾ではどんなご当地モノがカプセルトイになるのか、楽しみですね。
この中から選ばれるものが出てくるでしょうか！

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2023年8月、第2弾が発売になりました！

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