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福島の秋を彩る「福島稲荷神社例大祭」、20基超の山車が連なる迫力の連山車を見に行こう!
毎年参加している地元ライターが教える、連山車の見どころと屋台グルメ。地域に受け継がれる秋祭りを楽しもう
福島市の街なかが、いつもとは少し違う雰囲気に包まれる10月。福島稲荷神社の例大祭が近づくと、街のあちこちからお囃子が聞こえ、祭りの気配が少しずつ濃くなっていきます。
毎年10月の「スポーツの日」を含む3連休に開催される「福島稲荷神社例大祭」。2026年は、10月10日(土)~12日(月・祝)まで開催されます。
親子何代にもわたって祭りに関わっているという方も多く、地域に根付いた大切な秋の風物詩です。私自身、街なかの町内に暮らすようになってから十数年、毎年この例大祭に参加しています!
今回は、毎年祭りに参加している地元ライターの目線から、福島稲荷神社例大祭の楽しみ方をご紹介します。
目次
福島稲荷神社例大祭ってどんなお祭り?
福島市の中心部に鎮座する福島稲荷神社。地元では親しみを込めて「お稲荷さん」と呼ばれている、福島市の守り神(総鎮守)です。
その歴史は古く、社伝によると、永延元年(987年)に陰陽師・安倍晴明がこの地を訪れ、景色がよく土地も豊かで将来性があるこの地に社を建てたのが始まりとされています。
ご祭神は、豊受比売命(トヨウケヒメノミコト)、大國主命(オオクニヌシノミコト)、言代主命(コトシロヌシノミコト)で、商売繁盛、厄除、家内安全のご利益があるとされています。

福島稲荷神社 社殿
そんな福島稲荷神社で、毎年10月の3連休に行われるのが「秋の例大祭」です。
例大祭とは、神社にとって重要なお祭りです。日頃の神恩に感謝を捧げるとともに、無事に秋の収穫を迎えられたことへのお礼を伝え、地域の平安と人々の無事を祈願します。
祭りの期間中は、神社での神事をはじめ、各町内を巡る山車と賑やかなお囃子、沿道に並ぶ露店で、福島の街なかが祭り一色に包まれます。地域の人々が大切に受け継いできた、福島の秋を代表する伝統行事です。

本社神輿渡御の様子
【見どころ①】絶対見てほしい! 2日目の「連山車」
そんな例大祭の中でも「これはぜひ見てほしい!」と思うのが、2日目の夕方から行われる「連山車(れんだし)」です。
17時頃に、20基超の山車が福島駅東口正面のメインストリート・福島駅前通りに集結。
特に夕暮れから夜にかけて、山車の提灯に明かりが灯ると、昼間とはまた違った雰囲気に。何台もの山車が連なる光景は迫力があり、毎年参加している私も思わず見入ってしまいます。

18時頃から、山車が一基ずつ順番に演奏を披露します。太鼓や笛を演奏する囃子方(はやしかた)、そして山車の上から観客を盛り上げる囃子手(はやして)たち。
日頃から練習してきたお囃子を披露する、まさに各町会にとっての晴れ舞台です。演奏が始まると祭りの熱気も一気に高まります。

子どもたちは一生懸命に太鼓や笛を演奏し、大人たちも負けじと声を張って盛り上げます。山車の周りには観客も集まり、駅前通りが大きな祭りの舞台に。町会ごとにお囃子や山車の雰囲気が違うので、見比べてみるのも楽しみのひとつです。

盛り上がること間違いなし! 連山車の最後は「菓子撒き」
そして、各町会の演奏が終わった後に、お楽しみが待っています。山車の上からお菓子やお餅が一斉に撒かれる「菓子撒き」です。
観客が一斉に山車を見上げ、「こっち、こっち!」と手を伸ばしながら、お菓子やお餅をキャッチしようと大盛り上がり。せっかくのお祭りですから、見るだけではもったいない! 私も子どもたちと一緒に、毎年本気で拾っています(笑)
山車の演奏を楽しみ、最後はみんなで菓子撒きに参加する。この一体感こそ、福島の秋祭りならではの楽しさです。

連山車開催日は、駅前通りが多くの人で賑わいます。早めに行って見やすい場所を確保しておくのがおすすめです。セブンイレブン福島栄町店からAXC(アックス)の間あたりが、一番見やすいポイントだと思います。
せっかくですから、山車の演奏や菓子撒きまでしっかり楽しんでくださいね!
※天候や混雑・スペースの都合上、お客様の安全を確保するために菓子撒きが実施されないこともあります。
【見どころ②】200店を超える屋台の出店
例大祭のもう一つのお楽しみといえば、やっぱりズラッと並ぶ屋台ではないでしょうか。
3連休の間、福島県庁前通りや稲荷神社境内には200店を超える屋台が出店し、賑やかな雰囲気に包まれます。

焼きそば、たこ焼き、りんご飴、チョコバナナ……。「何を食べよう?」と迷いながら歩いているだけでも、なんだかワクワクしてきます。
子どもたちにとっては、毎年やってくるレトロなお化け屋敷も楽しみのひとつです。

そして、私と子どもたちが毎年欠かさず購入しているのが、鳥皮焼き。……渋いですよね(笑)
カリカリに焼かれた鳥皮に、好きなタレを自分で選んでかけるのですが、私はネギポン酢、子どもたちは甘ダレがお気に入り。
香ばしく焼かれた鳥皮にタレを絡めれば、これがまたおいしい!
私は毎年、これを片手にビールが進みます。お祭りの日だからこそ楽しみたい、我が家の定番グルメです。
見るだけじゃない。街の人と一緒につくる福島の秋祭り
福島稲荷神社の例大祭は、山車や屋台を見るだけでも十分楽しめる祭りです。
でも、毎年参加している私が感じるのは、街の人たちや観客が一緒につくり上げている祭りだということ。
子どもたちが奏でるお囃子、大人たちが引く山車、沿道から声をかける人たち。さまざまな世代が、それぞれのかたちで祭りに関わっています。
我が家の子どもたちも、毎年それぞれの役割で参加しています。息子は太鼓、娘は山車の上で声を出す役。子どもたちが祭りの一員として参加している姿を見ると、こうして地域の祭りが次の世代へ受け継がれていくのを実感します。

そして忘れてはいけないのが、例大祭は単なるイベントではなく、神さまをお迎えし、一年間見守っていただいたことへの感謝を伝える大切な神事であるということ。まずは福島稲荷神社にお参りをして、一年の感謝をお伝えしてみてはいかがでしょうか。
福島の街なかが、一番にぎやかになる3日間。
今年はぜひ、山車の迫力やお囃子の音、屋台の楽しさを味わいながら、皆さんも祭りをつくる一員になって、福島の秋祭りを楽しんでみてくださいね。

| イベント名 | 福島稲荷神社 秋の例大祭(2026) |
|---|---|
| 日時 | 2026年10月10日(土)~12日(月・祝) |
| 場所 | 福島稲荷神社とその周辺 |
| 内容 |
多くの露店が立ち並び、各町会の神輿の軽快なお囃子が響き渡ります。また、夕闇の中、数多くの提灯に明かりを灯した約20台の山車が連なる連山車は必見です。 10月10日(土) 午前10時 例大祭 一般社殿祈祷/午後2時(要予約) 11日(日) 一般社殿祈祷/午前11時(要予約) 12日(月:スポーツの日) 一般社殿祈祷/午後2時・3時(要予約) ※10日・12日午前中は社殿にて上記祭典が執り行われますので、その間は祈祷は行っていません。 【露店(200店超)】10~12日 |
| 料金 | 観覧無料 |
| 駐車場 | なし ※お近くの有料駐車場または公共交通機関をご利用ください。 ※交通規制区間もありますのでご来社の際にはご注意ください。 |
| HP・SNS | 公式ホームページ |
| アクセス | 福島稲荷神社/JR福島駅東口より徒歩約10分 駅前通り/JR福島駅東口すぐ |
| 問合せ | 福島市明るい祭礼等推進委員会(事務局:福島市にぎわい商業課 ) TEL024-525-3720 |
| 備考 | 交通規制が行われます。 |

