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福島市飯野町で4,000人が熱狂!「UFOフェスティバル2025」徹底レポート
宇宙人で賑わう「宇宙のまち」へ。小さな町の、大きな未来
UFOの目撃情報が相次ぐ福島市飯野町が、今年も規格外の熱気に包まれました!
さる11月8日(土)に開催された「UFOフェスティバル2025」には、国内はもちろん海外からもUFOや宇宙人のファン約4,000人が集まり、メインイベントの「宇宙人仮装パレード」には130人が参加。会場は大いににぎわいました。
飯野町商店街を埋め尽くすその光景は、まさに“異次元”。
国内最大級のUFOに特化したイベントは、その存在感を不動のものにしています。
さらに今年は初めて、皆が知っているあのUFOとのコラボが実現! 会場をさらに盛り上げてくれました。
目次
宇宙人パレード&コンテストで街が別世界に!

UFOフェスティバルのハイライトは、なんといっても「宇宙人仮装パレード&コンテスト」です。
開会式ののち、老若男女、国籍を問わない宇宙人たちが、思い思いの奇抜な仮装をまとい、商店街の歩行者天国を練り歩きます。「仮装なのか宇宙人なのか見分けがつかない」ほどのクオリティの高さと、参加者たちの溢れる笑顔が印象的でした。

コンテストでは、審査員がパレード参加者の中から選考を行い、選ばれた精鋭たちがメインステージでの最終審査に挑みます。審査基準は「宇宙人に見えたか」「UFOを呼べたか」「会場を盛り上げたか」の3点。
参加者たちは、ステージ上でUFOを呼ぶパフォーマンスを披露し、その情熱とユーモアで会場を大いに沸かせました。


そして、栄えある「UFO大賞(1名)」には賞金5万円が贈呈されたほか、「UFOふれあい館長賞」「UFO研究所長賞」「特別賞」など多数の賞が用意され、飯野町産の特産品や、UFO研究所と月刊ムーがコラボした特製タオルなどが贈られました。
豪華すぎるステージプログラム! お笑いとUFOの融合
フェスティバル毎年恒例のお笑いライブでは、吉本興業のレイザーラモンHGとフルーツポンチが登場。UFOとお笑いという異色のコラボレーションが実現したステージに、宇宙人も地球人も腹を抱えて笑いました。


そして、UFOファン垂涎のプログラム「国際未確認飛行物体研究所(UFO研究所)」の三上丈晴所長(月刊ムー編集長)によるトークイベント「UFOの襲撃はあるのか!?」&「UFOと遭遇イベント」が開催されました。
三上所長は、UFOの目撃情報が相次ぐこの地の歴史を踏まえ、宇宙の謎と人類の未来について熱く語り、参加者たちはその深遠な世界に引き込まれていきました。

そのほか、オープニングを飾った「けっぱって東北」のライブや、「MASAKO+福島もも娘」のステージなどで盛り上がりを見せました。
UFOグルメと協賛ブースも大盛況!
イベント広場には、UFOにちなんだグルメや、地元飯野町の美味しいものが大集合。
特に話題を呼んだのが、日清食品との初めての連携による「日清焼そばU.F.O.屋台」の”襲来”です! UFOつながりから実現したこのコラボレーションは、フェスティバルをさらに盛り上げました。


また、地元の飯野町商工会青年部が飯野町特産品のエレファントガーリックを使用した「UFO餃子」や、隣町の川俣町商工会青年部が特産品の川俣シャモを使用した特製メンチカツを提供するなど、ご当地グルメを堪能できるブースが軒を連ね、来場者の舌を楽しませました。

エレファントガーリックは栄養満点なのに、においは通常のにんにくの14分の1。匂いを気にせず食べられます。
聖地へ! 翌日開催「千貫森ミステリーツアー」

標高462.5メートルの「千貫森」。端麗な円すい形から「飯野のピラミッド」と呼ばれている
フェスティバルの翌日11月9日(日)には、UFOの聖地巡礼となる「三上所長(月刊ムー編集長)と行く千貫森ミステリーツアー」が開催されました。

UFOの基地と称される千貫森(せんがんもり)に三上所長とともに登山し、山頂でUFOを呼び寄せるイベントを行うという、ファンには夢のような企画。
特に注目を集めたのは、三上所長に直接質問できる100名限定トークイベント。UFOファン同士、そして三上所長と深い交流を実現しました。
地域ぐるみでUFOをフル活用「UFOの里」づくり

宇宙船を模したUFOふれあい館
福島市飯野町の千貫森は、古くから謎の発光物体が目撃されてきた神秘の山。その魅力を探求するため、1992年に「UFOふれあい館」を開館しました。2021年に同館内に「国際未確認飛行物体研究所(UFO研究所)」が設立され、三上所長が就任。UFOを核とした地域活性化の取り組みを本格化させています。
2024年には官民連携の「UFOの里づくり推進委員会」を設立。飯野町で栽培した酒米と、宇宙から帰還した酵母を使った日本酒「宙飛ぶ宴絆(そらとぶえんばん)」の醸造など、地域ぐるみでUFOというユニークな資源をフル活用しています。

プロジェクトメンバーで地酒「宙飛ぶ宴絆」用の酒米「夢の香」の稲刈り
実行委員長が語る、飯野町を「宇宙のまち」にする熱い未来
今年のUFOフェスティバルは大盛況で幕を閉じましたが、目標はまだまだこんなものではありません!
実行委員長の阿曽さんに、イベントに込めた熱い想いと未来へのビジョンをお伺いしました。
飯野町をイベントがない日でも宇宙人でにぎわう「宇宙のまち」にしたいですね。冬には、ご好評いただいた日本酒「宙飛ぶ宴絆」の2期目を発売する予定です。
今後は、福島市の名物「円盤餃子」を提供されているお店とコラボレーションしたいと考えています。飯野町だけでなく、地域の特色をしっかり出していきたい。ぜひ楽しみにしていてください!
UFOフェスティバルは、地域住民の強い想いと、全国・全宇宙からのUFOファンとの交流が生み出す、地球と宇宙の未来を繫ぐイベントでした。来年もさらなる盛り上がりを期待せずにはいられません!


