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ビジネスホテル利用者必見! 仕事終わりの2時間半で気軽に楽しめる飯坂温泉の旅

最強コスパの源泉かけ流し温泉と福島名物「円盤餃子」のススメ

仕事や研修などで福島駅前のビジネスホテルなどに宿泊する方のなかには「時間ないし……」と、福島を楽しむことなく帰ってしまう方も少なくないんですよね。
ですが、せっかくなら名湯と呼ばれる温泉で疲れを癒したり、名物と呼ばれる食で満たされたりと、福島を堪能したくはないですか?!

本日は、そんな時間がない方必見!『仕事終わりに気軽に楽しめる ~最強コスパの源泉かけ流し飯坂温泉と福島名物「円盤餃子」のススメ~』温泉旅をお届けします。

たった2時間半という短時間で福島の良さを深く感じることができますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.ローカル電車「いい電」に乗って飯坂温泉へ!

福島駅の東口にある、いい電の乗り場入り口

まずは福島駅から飯坂温泉駅へ移動しましょう。移動手段は、福島のローカル電車「いい電」こと、福島交通飯坂線です。
飯坂温泉への足であるとともに、通勤・通学路線などの日常の移動手段と市民から大切にされている電車です。

福島駅から飯坂温泉駅へは通常370円の切符を購入するのですが、おすすめはお得な “1日フリーきっぷ”(800円)

いい電1日フリー切符。四季によって色が変わり、4色集めるとプレゼントが! 使用後は栞としても使えます。

1枚で往復乗車代(途中下車し放題)はもちろん、温泉の入浴券、沿線店舗サービス特典などもついたお得な切符です。
詳しい情報はいい電公式サイトをご覧ください。

お得なきっぷ|福島交通 飯坂電車

※いい電は、ICカード「NORUCA」のみ利用可能。SuicaやPASMOは利用できません。

窓口で切符を購入したら、早速電車に乗りましょう。

1時間に2~4本走っているいい電。

まず驚くのが、電車の短さ! 2両編成のとっても可愛い電車です。

車内は福島市観光PRキャラクター「ももりん」や温泉の暖簾が!

終点の「飯坂温泉駅」までは約23分。10駅あるのですが、それぞれローカル感溢れる駅が揃っていますよ。

ローカル感溢れる美術館図書館前駅

昭和にタイムスリップしたかのような桜水駅の駅舎内

福島の街並みを抜け細い住宅街を走っていくと、民家の玄関に通じている遮断機のない「マイ踏切」や果樹畑も出現します。

駅の後ろには果樹畑

民家の玄関に通じている遮断機のない「マイ踏切」

都会ではまず見ることのない光景を、電車の中から楽しむことができますよ。

2.源泉かけ流し「飯坂温泉」へ! 噂の熱さは本当か

飯坂温泉駅に着いたら、さっそく温泉へ行きましょう。今回は駅から徒歩3分と近く、あつい湯とぬるめの湯がある共同浴場「導専の湯(どうせんのゆ)」へ行ってみましょう。

導専の湯外観

番台を挟んで男女の浴場があり、タイムスリップしたかのような昔ながらのシンプルな造りです。タオルはもちろん、石鹸やシャンプーなども備え付けはありませんが、番台で購入することができるので手ぶらでも大丈夫です。

飯坂温泉の共同浴場は、熱さ番付というものがあるほど熱いという噂なのですが……、真実はいかがなものか!
かけ湯で体を流し、いざ湯船へ!

画像:飯坂温泉共同浴場公式サイトより

…恐らく…衝撃の熱さです。

私が伺ったときは、ぬるい湯の温度計は46度、熱い湯は48度を示していました。普段41度くらいの風呂に入っている私には無理。足先2cmから先はどうしても進まず半泣き状態です。

そんなとき、私の存在に気づいた地元の方が「うめていいんだよ〜」「ここが入りやすいよ〜」と声をかけてくれました。優しい。これぞ温泉の真髄ですね! 地元の人と交流ができるのが共同浴場の楽しみの一つです。

その後、アドバイス通り水を足しながら少しずつ体を慣らすこと5分強。ようやく全身入れたときの快感といったら、言葉では表現できません。普段温泉に入ったときとは違う快感。達成感? いや、全身の血流が活性化されている感覚? とにかく、入った人にしかわからない感覚があります。

それにしても、地元の方々は48度もある熱い湯にスッと入っていくんです。「熱くないんですか?」と伺うと「熱いよ〜」とはおっしゃっていましたが……、珍百景です。ぜひこの光景もお楽しみください。

スノーシュー スノートレッキング 二ツ小屋隧道 栗子 飯坂 飯坂温泉 

鯖湖湯外観。飯坂温泉共同浴場のシンボルでもあります

飯坂温泉には全部で9つもの共同浴場があり、他にも1200年以上の歴史がある「波来湯(はこゆ)」、元禄時代に松尾芭蕉が立ち寄ったとされる「鯖湖湯(さばこゆ)」、福島盆地を一望できる「大門の湯」など、文化や暮らしを感じる個性豊かな浴場が揃っていますので、時間がある人は共同浴場巡りもおすすめですよ。

導専の湯(どうせんのゆ)

 住所  〒960-0211福島県福島市飯坂町湯野字導専
 電話  024-542-5223
営業時間 6:00-22:00(最終入館21:40)
定休日 金曜日
泉質 アルカリ性単純温泉(厳選温度60.0度)
公式サイト https://www.iizaka-onsen.jp/dousen-senki-kiriyu#ttl-d001

飯坂温泉をはじめとする福島市内の共同浴場については、以下の記事もご覧ください。

福島市の共同浴場で「湯道」を嗜む

3.福島名物「円盤餃子」を堪能

餃子 照井 本店。店先には源泉掛け流しの足湯もあります

温泉で体が満たされたら、次はお腹を満たしに行きましょう。

「導線の湯」から飯坂温泉の街並みを歩くこと7分。今回は、創業から70年の歴史を誇る名店「餃子の照井本店」にお邪魔しました。
市内に4店舗ある照井は、店名からも分かる通り餃子の専門店! 福島市民にはおなじみで広く愛されているご当地グルメ「円盤餃子」が楽しめます。

円盤餃子(22個入りで1,500円)。冷えたビールが最高に合う!黄金コンビ

円盤餃子:フライパンに餃子を敷き詰め、まるで空飛ぶ円盤(UFO)のように焼き上げたものです。

数だけ見ると食べられるか不安に思う方が多いですが、ご安心を! ボリューム満点ですが、野菜がたっぷりで軽い食感です。一皿22個入りですが、女性でもペロッと完食できちゃいますよ。半皿もありますが、それでは寂しい!

旨味が凝縮されているこだわりの餡は、キャベツをベースにさっぱりとした上品な味わいが特長の、米沢「三元交配豚」を使用しています。

小ぶりの餃子で一口で食べられ、大人も子供も食べやすい!

また、注文を受けてから自家製の薄皮で包み、多めの油で焼き上げているというこだわりの皮と焼き方で、パリッとしたやみつきな食感! 添加物を一切使用していない点も嬉しいですね。

お煎餅のようなパリッと感。焼き色も絶妙です。

「餃子は皮を楽しむ料理です! うちのは他には真似できない特製の薄皮なんですよ」と店主の佐藤吉則さん。

他にも、創業以来ずっと国産の食材のみを使用していたり、醤油醸造元に特別に造ってもらっているタレで食べるなど、先代から受け継がれる心と味を守り続けているお店です。

もちろん餃子以外にも、福島市の郷土料理「いかにんじん」や福島県の郷土料理「馬刺し」をはじめ、野菜炒めやラーメンなど、いろいろなメニューが揃っていますよ。

自家製のいかにんじん。箸休めに永遠に食べていられます。

美しい馬刺し。福島流は辛味噌をつけて。

お店の外には、源泉かけ流しの足湯もあります。

待ち時間や帰る前など、もう一度温まるのもおすすめです。冬の澄んだ空気と足湯の温かさは、露天風呂ともまた違った幸福感があります。

餃子 照井 本店

住所 〒960-0201
福島県福島市飯坂町錦町1-21
電話 024-542-4447
営業時間 17:00-21:00
定休日 水曜定休
駐車場 有(15台)
公式ホームページ https://www.gyouza-terui.com/

餃子の照井本店では「ロケ地カード」も配布しています。
《人気のロケ地カード 配布再開!》芸能人をも唸らせたメニューを堪能しながらロケ地を巡ろう

4.飯坂土産にラヂウム卵はいかが?

せっかくなら飯坂土産でも〜という方は、照井から歩いて1分の場所にある「玉手商店」の自動販売機で、飯坂温泉名物の「ラヂウム玉子」はいかがですか?

ラヂウム玉子:生卵を飯坂ラヂウム温泉約70度の源泉に入れ、掛け流しで時間をかけて静かに半熟にした温泉玉子。独特のコクがあり、消化吸収が良く栄養満点。

10個入り(500円)=500円硬貨のみ可能/6個入り(300円)4個入り(200円)=100円硬貨のみ可能

お店の営業時間外でも購入できますし、常温で2週間程度保存できるのも嬉しいポイントです。お釣りが出ませんので硬貨の準備をお忘れなく!

「こんなものが買えちゃうの!?」福島市内にあるユニークな自動販売機 5選

わずか2時間半で福島の良さを満喫!

体もお腹も満たされたので、最後は再び いい電に乗って福島駅へ戻りましょう。

今回は15:55福島駅発のいい電に乗り、18:32に福島駅に戻ってくるという、夕方の約2時間半の旅をお届けしました。
2時間半でローカル電車「いい電」、「飯坂温泉」、福島名物「円盤餃子」や「いかにんじん」、お土産に「ラジウム卵」と、福島の良さ盛りだくさんでしたね。

また飯坂温泉の共同浴場は朝6:00から営業しているので、始発に乗って朝風呂なんかも良いですね。いろいろな楽しみ方ができますので、ぜひ参考にしてみてください。

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