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【Twitterで話題】地元福島で愛されるあの味が漫画に登場!【ふくふくまめ】

福島の食を紹介する創作漫画。あなたはもう読みましたか?

自分の住んでいる街が漫画に登場したらうれしいですよね。

実は最近、福島県内の食を紹介する漫画がTwitterで話題を呼んでいます。

グルメに観光に人の良さ。魅力満載のふくしま

作者は福島市在住の「ふくふくまめ」さん。福島市出身の旦那さんと結婚したことがきっかけで、初めて同市を訪れました。仕事のプレッシャーなどでストレスを感じていた彼女は福島に出会い、おいしい食べ物や自然の豊かさに癒され、しだいに福島を題材にした漫画を描きたいと思うようになったそうです。

今回ご紹介する漫画の主人公・彩子は、ふくふくまめさんご自身や、仕事や社会に疲れたまわりのご友人をモデルにしたそうです。冒頭、覇気のない主人公が登場するところから物語が始まります。

【あらすじ】
ブラックでモラハラ三昧の会社を退社した主人公の彩子。傷心のまま何となく立ち寄った福島市で福島名物などを堪能する物語。

 

筆者の愛を感じる 超ローカルなセレクト

連載開始は、2021年9月。まだ始まったばかりですが、フォロワーは早くも5,000人弱!福島県内のメディアの他、全国ネットのTVでも紹介されており、評判はじわじわ広がっています。

特にこの作品の注目すべき点は、中に出てくるお店のラインナップ‼

王道の情報をしっかり押さえつつ、地元の人しか知らないようなディープな情報もたっぷり取り上げられています。

      

(↑福島に癒されるOLの話⑩「おうちで福島」より。「ゆべし」「じゃんがら」「ミニだるま最中」「喜多方ラーメン」はご存じの方も多い王道の土産物)

 

【ラヂウム玉子】の発祥は福島市飯坂町

温泉卵と言えば、ラヂウム玉子。それが私たち福島市民の当たり前です。しかし、当たり前すぎて知らない市民が多い。ラヂウム玉子は福島市の飯坂温泉から生まれた言葉で、全国区の名称ではありません!

(↑福島に癒されるOLの話52「ラヂウム玉子の謎」より)

県内のスーパーで売っている温泉卵は、ほぼ“ラヂウム玉子”です。彩子が知らなかったように、私たちも独自の文化であったことを気づかされますね。

参考記事:阿部留商店

「給食にも出てました@中通り」「ラヂウム玉子と納豆の組み合わせはさいきょうです!」

なぜ、ラヂウム玉子なのかと言うと、飯坂温泉では日本で初めて「ラジウム」が確認され、その源泉で造った温泉たまごのことを「ラヂウム玉子」と名付けたとのこと。味はもちろんのこと、シンプルで可愛らしいパッケージが人気を呼び、お年寄りから若い方までみんなに愛されています。

 

その後も物語は続きます。

 

購買で買った!?思い出の【プリンパン】

福島市のソウルフードの一つに「プリンパン」があります。楕円形をした小さなコッペパンのような物の中に、たっぷりの生クリームとプリンが丸々1個ゴロリと入っています。これは、市内の老舗パン屋「光月堂」さんの名物パン。高校の購買部で購入した思い出を持つ方も多いはず。

市内のスーパーなどでも販売しているので、興味のある方はぜひ食べてみてくださいね。

「プリンパンCustardBreadに目をつけるとは さすがでございます! 福島市民のソウルフードです!」「プリンパンは高校の購買で売っていました。パンの上にプリンがのっているという名前のまんまですが、最初は驚きました。久々に食べたくなりました。」

 

福島のご当地グルメといえば「円盤餃子」

福島グルメを語る際に欠かせないのが「円盤餃子」。戦後、福島市内の稲荷神社付近に闇市があり、仕事帰りのサラリーマンに提供していたのがその歴史の始まり。一度により多くの餃子を焼こうと、フライパンに合わせた丸い形で焼き上げるようになり、今では円盤餃子と呼ばれるようになりました。

(↑円盤餃子は「福島に癒されるOLの話」の第1話目に登場)

「円盤餃子!鉄板です。元気でます。」「餃子のほぼ野菜で一人前が調整してあるのわかるあたり食レポとしてレベルが高すぎる!!」

参考記事:ふくしま餃子の会

「さすけねぇ」は標準語では言い表せない“魔法の言葉”

福島に魅了され、通い続ける彩子。当然、地元の方と触れ合う機会も増えてきます。グルメ情報が中心の漫画ですが、「さすけねぇ」という福島の方言が出てきたこの回にも注目です。「差し支えない、問題ない」などから派生した方言(所説あり)で、福島の人の控えめな優しさが詰まったポジティブな言葉です。

(↑福島に癒されるOLの話③「方言入門」より)

「さすけねえ…いい言葉ですよねRelieved face」「アタシが福島へ移住するとき。 最初に教わった福島ことばが、やっぱりさすけねぇでした!」

 

他にも、福島の人々が「なんとなくみんなマイペースだから」と、ベンチでお菓子を食べたり(普段の彩子なら絶対にやれない)、ももりんサイクルを借りて少し遠出したり、温泉に入ったり…と、自分の殻を少しずつ破りながらグルメを堪能している様子がつづられています。

読んだ後ほっこりできる、ふくふくまめさんの漫画。描写がとても細かいので、実際に福島に行ったような気持ちになれてほっこりします。ぜひ一度、ご覧になってみてくださいね。

 

 ©ふくふくまめ

(取材 / 執筆 木俵麻樹子)

▼マキとチヒロの動画レポはこちら

 

木俵麻樹子(きだわらまきこ)

レギュラーライター

木俵麻樹子(きだわらまきこ)

福島市出身。郡山市在住。出版社や企業の広報部などで経験を積み、結婚を機に夢だったフリーライターに転身。現在は、県内で販売している福島の情報誌や観光情報WEBマガジンなどにも執筆している。お店や宿の紹介から、住宅関係の記事までオールジャンルの記事に対応可能。パワフルな三兄弟の母として、ママ友もゆるっと募集中♪

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