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【花見山特集Vol.1】花咲かじいさんの想いを語り継ぐ「ふくしま花案内人」

花見山を支えているボランティア団体とは?

写真家の故・秋山庄太郎氏が毎年のように訪れ“福島に桃源郷あり”と称賛した花見山公園。全国各地からたくさんの人々が訪れる福島県屈指の観光名所です。

今回は、そんな花見山公園を支えているボランティア団体「ふくしま花案内人」をご紹介します。

花見山はなぜ、観光客だけでなくボランティア団体ができる程、地域の方々に愛されているのでしょうか。ふくしま花案内人のボランティア活動を15年続け、現在は団体の会長でもある菅野紀子さんに伺ってきました。

「花見山」と「花見山公園」の違いは?

花見山11

ふくしま花案内人をご紹介するにあたって、花見山と花見山公園の関係・歴史を語らずには始まりません。

そもそも「花見山」とは、福島市の渡利地区にある、花木を出荷するために山全体を畑にして花木を育てている花木農家の集落がある場所で、その地域一帯を花見山といいます。

花木を育てる畑のため、本来は観光客や一般の人が観にくる場所ではありませんが、あまりにも美しい花々に、たくさんの人が見せて欲しいと訪れるようになり

“自然の花の美しさを一人で見るのはもったいない。この喜びを万人のものとしたい”

“花を見る山で気楽に散策できる花畑のようにしたい”

そんな園主の想いから、誰でも気兼ねなく見られるようにと個人の畑である土地を気楽に行きやすい“公園”として無料で一般開放してくれている場所が「花見山公園」なのです。

「福島の花咲かじいさん」の想いを受け継いで

花見山公園内見学コース5

花見山公園は、昭和34年から一般開放されています。当時の園主 阿部一郎さんは、訪れた人々をおもてなしの心で歓迎し続け、いつからか福島の「花咲かじいさん」と呼ばれ愛されるようになりました。

ところが、次第に訪れる人数が予想以上に多くなり、花木の手入れをしながらお客さんのおもてなしをすることが困難になってしまいます。

そこで誕生したのが、園主の“おもてなしの心”と“花の知識”を引き継ぎ、園内の案内をしてくれる「ふくしま花案内人」だったのです。

押しつけではなく「隠し味」のような案内を

黄色いジャンパーに、緑と白の帽子が目印のふくしま花案内人。

花案内人は誰でもなれるものではなく、養成講座を受講し認定要件を満たした方のみで構成されていて、現在は100名以上の方が在籍しています。

主な活動内容は、

・花見山公園の案内

・福島市の観光PR

・地域協力活動(清掃活動や草刈りなど)

このような活動を行いながら、研修等や各界の専門家などからも学び研鑽に努めつつ福島市の魅力を伝えています。

何より、花見山を一般開放し始めた当時の2代目園主 阿部一郎さんの想いを深く学び共感し、阿部さんの

「誰にでも気兼ねなく花を見てほしい」

「押し付けではなく隠し味のような案内をしてほしい」

という、花見山公園の原点である考え方を大切に活動されています。

歴代の園主から現代まで引き継いできた想い、そして桃源郷のような素晴らしい景観を維持している周辺の農家の方々の想いを観光で訪れる方々に伝えてくれているのが、ふくしま花案内人の方々なのです。

菅野さんに、どんな方々が多いか伺ってみると、

「花見山が好きだったり、歴代園主の想いに惹かれていたり、花や人と話すのが好きだったり、自分の得意なところを誰かの役に立たせたい、できることをしたい…という愛に溢れた方ばかりです」と教えてくれました。

コロナ禍でも花見山を支える花案内人

花見山公園内貸出杖

例年であれば花案内人の方々は花見山の同行案内をしていたのですが、2021年は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、同行案内はありませんが、訪れる方々それぞれが、花見山を安心・安全に気持ちよく楽しめるように、

  • 道の途中や分岐などに立ってコース案内
  • 花の案内や歴代園主の想い、見所紹介
  • 東屋や椅子、テーブルの定期消毒

などを行い、観光のお客様をお迎えしてくれています。

※花見山に来訪される皆さまへのお願い(新型コロナウイルス感染症対策)

花見山特設サイトで2021年の最新情報をチェック

「花は生きるために立ち上がる力を与えてくれる」

“どんな時でも花の美しさは変わりません。花は生きるために立ち上がる力を与えてくれます”

2011年の震災直後に2代目園主の阿部さんが語ったこの言葉は、今まさに私たちに投げかけてくれている言葉でもあります。

もうすぐ、待ち焦がれた春の到来を祝福するように花で溢れかえる、春の花見山のシーズンがやってきます。ふくしま花案内人の皆さんがお待ちしております。

是非、とびっきりの花風景を満喫してください!

住所 福島県福島市渡利地内
電話番号

<桜の開花シーズン>
・花見山コールセンター TEL:024-526-0871

<上記シーズン以外>
・福島市観光案内所(福島駅西口) TEL:024-531-6428
・福島市観光案内所(福島駅東口) TEL:024-522-3265

HP https://www.hanamiyama.jp
開園時間 散策自由(日没~早朝を除く)
休日 なし
料金 入場無料
駐車場

<桜の開花シーズン>
交通規制による進入禁止。臨時駐車場やシャトルバス運行あり。詳細は、特設ホームページをご確認ください。

※桜の開花シーズンは環境整備協力金がかかります

<上記シーズン以外>
・花見山公園入口(5台)
https://goo.gl/maps/uhwxY5ZXa4hwNAUR7

・多目的広場(100台)
https://goo.gl/maps/xE7DneTt6QiWtMwm6

地図 https://goo.gl/maps/QkscezrefPpc2g7y5 

 

勝村亜沙美

YouTubeチーム / 動画クリエイター / レギュラーライター

勝村亜沙美

仙台市出身。出産を機に時間や場所に縛られない仕事がしたいと、2016年に介護職から一転、未経験ながらフリーライターの活動を開始。2018年に福島市に転居、2020年公募で観光ノートのライターとなる。YouTubeチーム発足後は動画編集やサムネ制作、DTPなど幅広く活動。相手の立場にたった感受性豊かなコンテンツ制作を目指している。

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