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ゴールデンウィークのお出かけにも! 四季の里で楽しむ「ガラスの絵付け彫り&木製キーホルダー」
世界にひとつの宝物作り! 四季の里・工芸館で感性をみがく手作り体験
福島市の西部に位置する「四季の里」は、広大な敷地にレンガ造りの建物が並び、季節の花々が咲き誇る、自然豊かで美しい公園です。
そのゲートをくぐると正面に見える「工芸館」では、休憩所や物販のほか、常設の手作り体験ブースが設けられています。自分の手を動かし、世界に一つだけの作品を作る時間は、形にも思い出にも残る貴重な経験となるでしょう。
今回は、大人から子どもまで楽しめる体験メニューの中から「ガラスの絵付け彫り」と「木製キーホルダー作り」を体験してきました!
お子さんの経験作りや、旅の記念にピッタリの体験プログラムについて、詳しくご紹介します。
体験レポ①:ガラスの絵付け彫り
まずは「ガラスの絵付け彫り体験」をご紹介します。絵付け彫りをするグラスは、冷たい飲み物専用の3種類からお好みの形を選ぶことができます。
どのグラスもしっかりとした厚みがあり、日常使いしながら大切な思い出を長く楽しめそうな作りです。

続いて、ガラスに彫る絵柄を決めていきます。あらかじめ用意されている豊富なイラストカットから選ぶこともできますし、その場で自分の好きなイラストを描くこともできます。
絵柄が決まったら、用紙をグラスの内側に貼り付け、油性ペンで線をなぞって書き写していきます。
ガラスの厚みの分、ペン先がズレやすく少しコツが必要ですが、アルコールを含ませたティッシュで拭えば何度でも簡単に修正できるので、納得がいくまで挑戦できますよ。

転写が無事に終わったら見本の用紙を剥がして、いよいよ専用の機械「リューター」の出番です。ペン型の機械で先端が回転しているので、本体を寝かせるようにして線をなぞるだけでガラスが削れていきます。
リューターを当てた瞬間に伝わるかすかな振動と、「キーン」という独特の掘削音が心地よい緊張感を与えてくれました。
最初は「失敗したらどうしよう」という不安もありましたが、作業に慣れてくるとその没頭感が心地よく、気づけば無心で手を動かしていました。多少の線の歪みも、自分で作ったからこその「味」と思えます。削り終えたときの達成感は格別ですよ!

ゆがみも可愛い仕上がりに
今回は2026年の干支にちなんで、馬のイラストを選んでみました。初めての挑戦でしたが、30分ほどで一つの絵柄を仕上げることができました。
安全のためにグラスの飲み口から1.5cmまでは避ける必要がありますが、それ以外は底面も含めて360度どこにでも彫ることが可能です。福島市のキャラクター「ももりん」の図柄も用意されていました。自分の手で推しグッズを彫り進める時間も、魅力的ですね!
体験レポ②:木製キーホルダー制作
続いては、小さなお子さんから大人まで手軽に楽しめる「木製キーホルダー」の制作体験です。500円玉より一回り大きいサイズ感の木製チャームには、あらかじめ可愛らしいイラストが何種類かプリントされています。そこに自分の好きな色をのせていくというシンプルな内容です。

使用する画材は、皆さんなじみのある色鉛筆。色柄の豊富なバリエーションを前に「どの絵柄にしよう?」「何色から塗ろうかな?」と迷う時間もまた、創作の楽しみの一つですね。
塗り絵が大好きなお子さんはもちろん、大人も童心に返ってワクワクしながら制作を進めることができます。

小さな木のキャンバスに色鉛筆を走らせると、木肌ならではの優しい摩擦、そして色が重なっていく心地よい感触が指先に伝わります。しっかりと発色させるために何度もていねいに色を重ね、厚塗りの質感を活かした渾身の一作に仕上げました。
体験中には「フルーツの色は決まっているけれど、こけしの着物は何色がいいかな?」といった自然な会話が生まれ、このワークショップの魅力の一つだと実感しました。
お子さんの意外な色使いに驚かされたり、多少のはみ出しが手作りの味になったり、和やかに体験していただけるのではないでしょうか。最後に自分で色を選んだ紐を、テグスを使ってスッと通せば完成です。

旅行鞄につけて思い出とともに巡りましょう
出来上がったのは、伝統的な土湯こけしと福島のフルーツ、そして背景の青空が鮮やかに映えるストラップ。あえて薄塗りにして「木の風合い」を残してもいいでしょう。
完成したキーホルダーを「どこに付けようかな?」「お家に飾ろうかな?」と想像を膨らませる時間も、体験の一部。自分へのご褒美にはもちろん、大切な誰かを思い浮かべて作る旅のお土産としても、きっと喜ばれるはずです。
まだまだある! 工芸館の体験プログラム

こけしの絵付体験
福島の伝統に深く触れたいなら、本格的な手回しろくろを使用して「土湯こけし」に命を吹き込む絵付け体験がおすすめです。染料は食紅を溶いたものを使用しているため、小さなお子さんや肌の弱い方でも安心して楽しむことができます。
ブース内には、土湯こけしの歴史や特徴に関する展示も充実しています。制作のヒントが得られるだけでなく、福島市の郷土の歩みを学ぶ場所としても最適です。こけしファンの方はもちろん、伝統工芸の奥深さを知りたい方も、ぜひ足を運んでみてください。

ハーバリウム体験
色鮮やかなドライフラワーを専用のオイルとともにガラス瓶に封入し、自分だけの「植物標本」を作るハーバリウム体験。直射日光や火気を避ければ場所を選ばず飾れる手軽さから、お部屋を彩るインテリアとして非常に人気があります。
使用するドライフラワーは、四季の里の園内で大切に育てられた草花たちです。福島の四季を小瓶に詰め込んで持ち帰るような、贅沢なひとときを味わえます。
所要時間は約50分ほど。スケジュールにゆとりを持って、一つひとつの花材とじっくり向き合う時間そのものを楽しんでみてください。

とんぼ玉(ストラップ・ブレスレット)
色とりどりの模様が施された「とんぼ玉」の中から、自分の感性に響く一粒を選び、ブレスレットやストラップに仕立てていく体験です。玉にはあらかじめ穴が開いているため、一から作り上げる工作が苦手な方でも、安全かつスムーズにアクセサリー作りを楽しめます。
20分程度で完成する手軽さも魅力で、旅の合間に「もうひとつ何か思い出を作りたい」というときにもぴったり。こちらは小学生以上の方が対象のワークショップです。

逆立ちごま
回しているうちに、いつの間にか逆さまに立ち上がって回り続ける不思議な「逆立ちごま」。その木の本体に、色鉛筆で自由にデザインを施していく体験です。
本格的なイラストを描き込むのはもちろん、好きな色を何層にも重ねていくだけでも、こまを回したときに美しいグラデーションが生まれます。完成したらぜひ、その場でお友達やご家族と一緒に回してみてください。不思議な動きに、大人も子どもも思わず歓声が上がるはずです。
| 体験料(税込) | ガラスの絵付け彫り¥1,100 こけしの絵付¥1,100 ハーバリウム¥1,100 とんぼ玉¥1,100(ストラップ・ブレスレット) 木製キーホルダー¥550 逆立ちごま¥550 |
|---|---|
| 体験時間 |
予約状況によっては開始時間の調整可能です。また、当日空きがある場合はその場での飛び込み参加も可能です。 ガラスの絵付け彫り体験(1回あたり50分) こけしの絵付け(1回あたり50分) |
| ご予約 |
体験をご希望の際はまず、受付のスタッフへ気軽にお声がけください。 お申し込みは便利なオンライン予約システムのほか、お電話でのお問い合わせも受け付けています。 |
「体験のあと」の過ごし方

四季の里の広大な園内をのんびりと散策するのも楽しみのひとつ。夏には子どもたちの弾けるような笑い声が響きわたる「じゃぶちゃぷ池」や、雨の日でも天候を気にせず身体を動かせる屋根付き運動場「こもれび広場」があり、いつ訪れても活気と安らぎが共存しています。
また、福島のフルーツや野菜を使用した無添加のソルベや、県内酒蔵の酒粕を使用したジェラートなど、さまざまな味わいの本格ジェラートが味わえる「nodatetufoods(ノダテツフーズ)」も人気です。
園内の西側へ足を延ばせば、季節ごとに色鮮やかな花々が咲き誇るハーブ園や、造形も美しい円形花壇も広がります。そして、工芸館とハーブ園の裏手に広がる「水林自然林」は、朝の連続テレビ小説『エール』のロケ地としても知られる場所。
木漏れ日が揺れる静かな森が作り出す、日常を離れた幻想的な景色を堪能してみてください。
施設の基本情報

工芸館の扉を開けるとまずは、大きなガラス窓の開放感あふれる無料休憩所が広がっています。そこから右手へ進むと、受付やギャラリー、県内ハンドメイド作家の作品たちが並ぶレンタルボックスがあります。
さらにその先に位置するのが「体験コーナー」です。
「ふらっと立ち寄ったついでに、何か作れないかな」という方も安心してお尋ねくださいね。
| 名称 | 四季の里(福島市農村マニファクチャー公園) |
|---|---|
| 住所 | 〒960-2156 福島県福島市荒井上鷺西1-1 |
| 電話番号 | 024-593-0101 |
| 開園時間 |
9:00〜21:00 【工芸館】9:30〜16:30 |
| 休日 | 年末年始および施設点検日 |
| 料金 | 入場無料(飲食・体験は有料) |
| 駐車場 |
有り(第一・第二・第三駐車場) |
| アクセス |
【バス】 ▽休日 【車】 |
| HP・SNS | |
| バリアフリー情報 | 福島市バリアフリーマップ |


