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四季の里に現れた「バラ王子」!? バラと向き合い26年、佐藤さんに聞くバラ園の楽しみ方
見頃を迎える四季の里バラ園、YouTubeでも人気の「バラ王子」が語る、バラの魅力
福島市・四季の里のバラ園が、今年も華やかな季節を迎えています。
園内に広がる色とりどりのバラと甘い香り。そんなバラ園を支えているのが、「バラ王子」の愛称で親しまれる佐藤紀幸さんです。最近はYouTubeやイベントにも登場し、バラ好きマダムたちの王子として人気を集める存在に。
今回は、見頃を迎える四季の里バラ園の魅力とともに、「バラ王子」こと佐藤さんに、バラの楽しみ方や育て方について聞いてきました。
目次
色と香りに包まれる、四季の里バラ園
今年の四季の里のバラ園の見頃の予想は、5月下旬から6月中旬頃。今年は気温が高く、雨が少ない影響もあり、例年より1週間ほど早く開花が進んでいるそうです。
園内には、赤、白、黄色、ピンクなど色とりどりのバラが咲き誇り、歩くだけでふんわりと甘い香りに包まれます。

実は、バラの花が楽しめるのは「一度きり」ではありません。
「バラは一番花が終わっても、二番花、三番花と次々に咲いていくんです。だから長く楽しめるんですよ」とバラ王子。

見頃のピークを過ぎても7月下旬頃までは花を楽しむことができ、さらに8月に剪定を行うことで、秋にも再び花を咲かせるのだそう。季節によって表情を変えながら、長く楽しめるのがバラの魅力ですね。
「バラ王子」はこうして誕生した
「バラ王子」というインパクト抜群の呼び名。
この活動が始まったのは、2023年に四季の里で開催された婚活イベントだったそうです。
イベントの盛り上げ役として登場した佐藤さん。そのキャラクターと軽快なトークが来園者の心をつかみ、「バラ王子」として親しまれるようになりました。
その後はイベント出演やYouTubeでの発信もスタート。バラの魅力や育て方を楽しく紹介する姿が人気を集め、今では四季の里でおなじみの存在になっています。
その親しみやすいキャラクターの裏には、長年積み重ねてきた経験があります。佐藤さんが四季の里に入社したのは、1995年のオープン当初。植栽管理を担当し、泥だらけになりながら現場に携わってきました。
さらに2000年にバラ園の造成がスタート。管理を任された佐藤さんは、一からバラについて学び始めたといいます。
「なんの知識もなかったので、育てながら、勉強しながらやってきました」
そう笑う佐藤さん。剪定のタイミングや病気への対応など、失敗を重ねながら少しずつ経験を積み、以来26年にわたってバラと向き合ってきました。
副所長になっても、毎日バラ園へ
現在は四季の里の副所長を務め、多忙な日々を送る佐藤さん。バラ園の仕事を任せられるスタッフも増えたそうですが、それでも専門的な作業は、今も自ら現場に出ています。
「毎日見ることが大事なんです」
佐藤さんが特に大切にしているのは、「異常が起きる前に予防すること」。病気や害虫の発生を未然に防ぐため、毎日バラの状態を細かく観察し、必要に応じて消毒や肥料などの管理を行っています。
「病気になってから対応するのではなく、予防が大切なんです。消毒も種類を変えながら、月3回くらい行っています」
華やかに咲くバラたちの裏には、こうした日々のていねいな管理がありました。

園内を歩きながらバラを紹介する佐藤さんは、まるで花たちと会話をしているよう。品種ごとの特徴や香り、咲き方の違いなどを語る姿からは、バラへの愛情が自然と伝わってきます。
バラ王子に聞いてみた! 1番好きなバラは?
せっかくなので、「バラ王子」に気になることを聞いてみました。
Q. 一番好きなバラは?
「『相馬』ですね」

希少品種の「相馬」
「相馬」は、福島県相馬市で誕生したバラです。希少な品種で、華やかさの中にも繊細さがあり、見る人を惹きつける魅力があります。
さらに佐藤さんにとっては、さまざまな人から受け継がれてきた思い入れのあるバラでもあるのだとか。質問すると、迷いなく即答でした。そのほかにも、「シャルルドゴール」や「ダブルデライト」など、お気に入りの品種の名前が次々に挙がりました。
Q. 初心者でも育てやすい品種や、育て方のコツはありますか?
「昔からあるバラがいいですね。長く残っている品種は強いので、育てやすいと思います」
おすすめとして名前が挙がったのは、「クイーンエリザベス」「イングリッシュローズ」「プリンセスドモナコ」「レッドライオン」など。
また、育てる上で大切なのは、「毎日しっかり見てあげること」だそう。消毒、肥料、剪定を適切に行うためには毎日の観察が一番。バラ園を26年間管理してきた佐藤さんならではの言葉ですね。
Q. 一番大変な作業は?
「誘引作業ですね」

バラは棘があるため、アーチなどに枝を固定していく誘引作業はかなり大変なのだとか。美しく咲くバラのアーチの裏には、そんな地道な作業がありました。
Q. バラ王子に会うには?
「確実に会えるのは『バラまつり』ですね(笑)」
2026年6月6日〜7日に開催される「バラまつり」では、「王子のエスコート」によるバラ園散策イベントも予定されています。王子に会いたい方は、この機会をお見逃しなく!
王子が育てる、四季の里のバラ
美しく咲くバラはもちろんですが、四季の里バラ園の魅力は、それを育てる人のバラへの愛が感じられることかもしれません。
毎日バラの様子を観察し、ていねいに手をかけ、時には失敗を重ねながらも、26年間バラと向き合い続けてきた佐藤さん。
副所長として多忙な日々を送りながらも、現場に立ち、自らの目でバラの状態を確かめています。そして今では「バラ王子」として、多くの来園者にバラの魅力を伝える存在になりました。

園内を歩けば、色鮮やかなバラと甘い香り、そして楽しそうにバラを語る王子に出会えるかもしれません。
今年も四季の里には、美しいバラの季節が訪れています。ぜひお気に入りのバラを探しに、四季の里バラ園へ足を運んでみてはいかがでしょうか!
四季の里詳細情報
| 住所 | 福島県福島市荒井字鷺西1-1 |
|---|---|
| TEL | 024-593-0101 |
| 休園日 | 年末年始および施設点検日を除き、無休 |
| 開園時間 | 9:00〜21:00 ※熊対策のため閉園時間を17:00に繰り上げています(2026年5月現在)。最新情報は公式ホームページでご確認の上、お出かけください。 |
| 入園料 | 無料 |
| 駐車場 | あり |
| HP等 | HP インスタグラム X YouTube |


