MENU
宿泊施設を探す
close

旬のおすすめ

福島市のおすすめ かき氷4選! 老舗のレトロ氷から桃まるごと、驚きの創作系まで徹底取材

店主のこだわりと物語を紡ぐ、福島の夏にハズせない【かき氷店保存版】

福島のあつ~い夏が、今年もやってきました! 涼を求めて冷たいものが恋しくなるこの季節、市内にはわざわざ足を運びたい「個性派かき氷」の名店が集まっています。

今回は、福島市観光ノート編集部が自信を持っておすすめする「かき氷店4選」を徹底取材!
創業90年を超える老舗洋菓子店で味わうノスタルジックな一杯から、スプーンを進めるたびに仕掛けが飛び出す驚きの創作系、避暑地のような特等席で味わう贅沢な「桃まるごと」かき氷、そして器と味のバランスが美しい街なかの専門店まで、1ページにぎゅっと魅力を詰め込みました。

ひと口食べれば、暑さも吹き飛ぶ幸せな時間が待っています。さあ、あなたならどの一杯から味わいに出かけますか?

1.レトロな空気に包まれて。老舗パン洋菓子店「オジマ」で味わう懐かしのかき氷(大町)

JR福島駅東口から徒歩約5分。繁華街にある「パン洋菓子・喫茶 オジマ」は、創業90年を超える老舗パン洋菓子店で、現在の店主が3代目。長年にわたって地域の人々に親しまれてきたお店です。

店内には約30種類ものパンやサンドイッチが並ぶほか、クッキーなどの焼き菓子も充実。
また、販売スペースの奥には喫茶室があり、購入した商品をその場で味わうこともできます。

パンと洋菓子・喫茶オジマ

癒やしの空間は、昭和のレトロ喫茶

レトロな椅子やテーブルが並ぶ店内は、どこか懐かしい昭和の喫茶店そのもの。食事はもちろんおやつにも気軽に利用できるので、買い物途中のひと休みにぴったりです。

オジマ喫茶室

店主の気さくで温かな接客も魅力のひとつで、初めて訪れても馴染みの店に帰ってきたような心地よさを感じられます。
人気のパンは早い時間に売り切れてしまうことも多く、お店は商品がなくなり次第営業終了。早めの来店がおすすめです。

ボリューム満点! 昔ながらの「氷オグラミルク」

そんなオジマで楽しめるのは、昔ながらのかき氷。子どもの頃に食べたような親しみやすい一杯です。

今回いただいたのは、「氷オグラミルク」にアイスクリームをトッピングした人気メニュー。
ふんわり削られた氷の上には、たっぷりの小豆とアイスクリームがどんとのった、見た目にもボリューム満点のかき氷です。

氷オグラミルク

氷オグラミルク(500円)アイスクリームのせ(+100円)※価格は取材時

まずはアイスクリームをひと口。濃厚な甘さが広がったあと、氷と小豆を一緒に頬張れば、やさしい味わいに思わず笑みがこぼれます。取り皿が付いてくるので、アイスクリームを別皿によけながら自分のペースで味わえるのも嬉しいポイントです。

氷オグラミルク

氷はふんわりと軽く、口に入れるとやさしく溶けていきます。たっぷりの小豆とミルクの甘さ、そして冷たい氷の組み合わせは相性抜群。ボリュームがありながらも、最後まで飽きずに楽しめました。

1年中いつでも出会える、変わらない味

派手なトッピングやアレンジではなく、昔から変わらない味を大切にしているのがオジマのかき氷。どこかほっとする味わいは、幅広い世代に親しまれています。

メニューはイチゴやメロンなどの定番に加え、パインやオレンジといったフルーツ系、シンプルなミルク味など種類も豊富。

さらに、オジマでは季節を問わず、一年中かき氷を提供しています。真冬にかき氷を食べにくるお客さんもいるそうで、長年のファンがいることがうかがえます。

オジマ、メニュー表

暑い夏はもちろん、ふと思い立った時にいつでも味わえる、昔ながらのかき氷。レトロな空間で味わう一杯はどこか懐かしく、夏の暑さを忘れて心まで涼やかにしてくれました。

2.「食べてみたい!」を一杯に。驚きが詰まった創作かき氷「といろ氷店」(須川町)

JR福島駅西口から徒歩約10分、福島市須川町にある「といろ氷店」は、昨年オープンした人気のかき氷専門店です。

倉庫をリノベーションしたオフィス・シェアスペース「sowcue(ソーク)」の2階にあり、元倉庫の造りを活かしたお洒落で落ち着いた雰囲気。

といろ氷店外観

提供されるかき氷は、旬の果物や野菜を使った季節ごとのメニュー。
店主自らが「自分が食べてみたい」「美味しそう」と思える組み合わせを考え、シロップだけでなく、クリームやソース、中に入る具材まで、すべて手作りというこだわりようです。

最後の一すくいまでワクワク! まるでスイーツのコース料理

今回いただいたのは「高田梅とほうじ茶」。

鮮やかな黄色のシロップは、福島県産の高田梅を使用。ひと口食べると、梅ならではの爽やかな酸味とやさしい甘みが口いっぱいに広がります。その上に重ねられたほうじ茶クリームが、驚くほど相性抜群。和の素材同士が調和し、暑い日にぴったりのさっぱりとした味わいです。

かき氷(高田梅とほうじ茶)

高田梅とほうじ茶(1,600円)※価格は取材時

しかし、このかき氷の魅力はそれだけではありません。

食べ進めると、中から現れるのは黒豆、パンナコッタ、黒みつ、白玉、餡子、レモンピール……!
次々と違う味や食感が現れ、まるでコース料理を楽しんでいるかのよう。「次は何が出てくるんだろう」とワクワクしながらスプーンを進められます。

かき氷(高田梅とほうじ茶)中身

これだけ多くの素材を使いながら、それぞれが喧嘩することなく、一つのスイーツとしてきれいにまとまっているのも驚き。
最後のひと口まで飽きることなく楽しめるのは、計算された組み合わせだからこそ。一般的なかき氷とはひと味違う、新しいおいしさに出会えます。

また、雨の日にはかき氷が200円引きになる「レインデー」を実施。天気が悪く憂うつな日も、お得にかき氷を楽しめるうれしいサービスです。

異国の風を感じる、ブラジルの郷土料理「コシーニャ」も必食!

さらに、店内で目を引いたのが「コシーニャ」という見慣れないメニュー。

一見コロッケのような見た目で、中にはもちもちとした生地で包んだ、味付けした鶏肉が入っています。ブラジルの郷土料理で、店主のルーツが生かされた一品です。

赤紫蘇と檸檬のソーダ・コシーニャ

コシーニャ(300円)・赤紫蘇と檸檬のソーダ(700円)※価格は取材時

実は店主はブラジル生まれ。年に一度開催される「ブラジルパーティー」(2026年は9月5日に開催予定)では、本場のブラジル料理が振る舞われ、多くの人でにぎわうそうです。

かき氷のメニューは季節ごとに変わり、その時期ならではの旬の素材が味わえるのも楽しみのひとつ。2026年7月4日からは「ライチと台湾烏龍」が新メニューとして登場しています。

また7月11日からは、福島県産の早生品種「はつひめ」を使用した自家製桃シロップを使用し、桃のコンポートをかき氷に中にとじこめた「桃とホーリーバジル」を提供予定

訪れるたびに新しいおいしさに出会える、何度でも足を運びたくなる一軒です。

3.涼を求めて訪れたい。庭のあるかき氷店「果寿庵 涼ノ庭」(荒井)

福島駅から車で約20分、福島市荒井にある「果寿庵 涼ノ庭」は、庭を眺めながらゆったり過ごせる、夏のお出かけにぴったりのかき氷店です。

西洋風のショップが立ち並ぶアンナガーデンにある、このお店のコンセプトは「非日常」。テラス席があり、暑い日でも、滝の水音が聞こえる庭を眺めながら過ごしていると、まるで避暑地に来たような気分に浸れます。

かき氷店4選 果寿庵 涼ノ庭

隠れた人気メニューから「公式メニュー」へ! フレンチの技が光る桃のデザート

この夏、涼ノ庭で注目したいメニューが「ピーチメルバ風ふくしま桃かき氷」
昨年まではInstagramのフォロワー限定という隠れた人気メニューでしたが、その反響の大きさから2026年は誰もが注文できる「公式メニュー」としてラインナップに加わりました。

ピーチメルバは、桃とラズベリー、バニラアイスなどを組み合わせたフランスの伝統的なデザート。フレンチシェフとして洋食を7年経験してきた店長の加藤さんが、そのアイデアをかき氷にアレンジしました。

かき氷店4選 果寿庵 涼ノ庭

ピーチメルバ風ふくしま桃かき氷(1,980円)おすすめトッピングは追い練乳 ※価格は取材時

ふわふわのかき氷に、桃シロップ、バニラアイス、練乳、フランボワーズソースを合わせています。さらに、カリッとしたアーモンドチュイル(フランス発祥の伝統的なクッキー)が加わることで、やわらかな氷の中に食感のアクセントも生まれます。

桃をまるごと! 移り変わる福島の旬を味わう

福島県産の桃は、取材時は果肉が黄色い極早生種の「ふくおとめ」を使っていました。今後は「ひめまるこ」「日川白鳳」「暁星」「あかつき」など、その時期においしい桃へと移り変わっていく予定。
小さい桃なら2個分、大きい桃なら1個分をまるごと使っており、福島が桃の産地であることを改めて実感できる一杯です。

提供期間は、桃を安定的に収穫できる9月上旬頃までを予定しています。収穫状況によって早めに終了する場合もあるため、来店前にお店のInstagramで提供状況を確認してからお出かけください。

また7月からは「アールグレイ香る桃のかき氷」も登場予定。誰かと訪れて、それぞれ違う味を頼んでみるのも楽しそうですね。

アールグレイ香る桃のかき氷(2025年撮影)

涼ノ庭のかき氷は、涼をとるだけでなく、福島の桃を味わいながら庭のある空間でほっとひと息つけるのが魅力です。福島の夏らしさを感じたい方に、ぜひ候補に入れてほしい一軒です。

4.器にも味にもこだわりが宿る。隠れ家のような「氷屋パンプス」(大町)

かき氷店4選 氷屋パンプス
福島市の街なかで、少し大人っぽいかき氷を楽しみたい方に立ち寄ってほしいのが「氷屋パンプス」。JR福島駅東口から徒歩約10分の場所にある、小さなかき氷専門店です。

席数はカウンター3席と、2階の畳席4席を合わせて7席とこじんまりしていて、まるで隠れ家のよう。

かき氷店4選 氷屋パンプス

ここでは「こころ弾むシフクの一杯」というコンセプトの通り、味や見た目、器までていねいに考えられたかき氷が楽しめます。

常時3〜4種類ほどのかき氷が並び、季節ごとに少しずつメニューが入れ替わります。定番を目当てに訪れるのはもちろん、その時期ならではの味に出会えるのも楽しみのひとつです。

2種のシロップが織りなす黄金比。夏の定番「梅ミルク」

氷屋パンプスの夏のおすすめは「梅ミルク」
5月終わり頃から9月末頃まで提供される定番メニューで、一度食べた方がシーズン中にもう一度訪れたり、翌年また楽しみにいらっしゃるそうです。

かき氷店4選 氷屋パンプス

梅ミルク(1,200円)※価格は取材時

氷屋パンプスがかき氷づくりで大切にしているのは、味のバランス。

梅ミルクでは、紀州南高梅のシロップに、ミルクシロップと濃厚ミルクシロップの2種類を合わせています。かける場所や量を調整しながら、甘さと酸味がちょうどよく重なるよう仕上げてあります。ミルクシロップも甘すぎず、梅の酸味で後味すっきり。暑い日にも食べやすい一杯です。上にのっている福島県産の若桃の甘露煮もかわいらしいアクセントになっています。

波佐見焼の器と温かいお茶。至福の時間を演出する細やかな気配り

かき氷を盛りつけるお皿には、長崎県の伝統的な陶磁器「波佐見焼(はさみやき)」を使用。メニューの色合いや雰囲気に合わせて器を選び、「美味しくかわいく見えるように」工夫しているそう。

すべてのかき氷メニューには、温かいお茶がサービスでついてきます。食べ進めていくと口の中が冷えて味を感じにくくなってしまいますが、温かいお茶で口の中をリセットすれば、最後までおいしくいただけます。

かき氷店4選 氷屋パンプス

地元を少しでも盛り上げたいという思いから、かき氷に使用する果物はできるだけ地元の農園などから直接仕入れているそう。
7月上旬から中旬頃には国見町で育てられたアクア農園のあんずのかき氷、7月下旬頃からは飯坂町中野の斎藤果樹園の桃を使ったかき氷も始まる予定です。

パンプスはお二人で営む小さなお店のため、1日に提供できる数は限られています。7月・8月は特に混み合い、オープン前から並ぶ方もおり、午前中に受付が埋まる日もあるそうなので、時間に余裕をもってお出かけくださいね

来店前にInstagramで受付状況や営業日を確認しておくとスムーズです。

ライター:渡邉紀子(パン洋菓子・喫茶 オジマ、といろ氷店)/ 齋藤幸子(果寿庵 涼ノ庭、氷屋パンプス)

福島市の魅力満載! 人気記事ランキング

みんなに人気の福島市情報! コンテンツ別 人気ランキング

観光・スポット

体験・ツアー

グルメ・お土産

温泉・宿泊

福島市の特産品! ふるさと納税をご紹介

Instagram