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福島駅から人気観光地へ直行!「浄土平スカイアクセス」に乗ってみました

バス・タクシーで叶う、福島市の「ちょうどいい旅」

浄土平スカイアクセス

福島駅から直行で、人気観光地「磐梯吾妻スカイライン」および「浄土平」へ向かう「浄土平スカイアクセス」(以下、スカイアクセス)が、2025年5月より運行スタートしました。

このサービス、実はとっても気軽で便利なんです。
前日までに予約すれば、1人から利用OK。福島市内で宿泊して、翌朝にひとりでふらっと。出張のついでに1日ぽっかり空いた日に……なんて使い方も。

これまでは自家用車か貸切タクシーでしか行けなかった浄土平ですが、このスカイアクセスの運行によって、新幹線で福島へお越しの方も浄土平に簡単に行けるように

今回はスカイアクセスを利用して5/14にプチ旅をしてきました! その様子をレポートしていきます。

9:30 JR福島駅西口の福島市観光案内所に集合

浄土平スカイアクセス

スカイアクセスは、登山向けの早朝便(8:30発、約5.5時間滞在)と、浄土平に2時間滞在可能な第1便(9:30発)、第2便(10:30発)、第3便(11:30発)の全4便。乗車人数によってタクシーかバスが手配されます。

集合場所は、JR福島駅西口2階の福島市観光案内所(以下、観光案内所)。8:30発の早朝便は観光案内所の営業時間前の出発となりますので、黒い看板を立て、ドライバーさんとの集合場所の目印にしています。

今回私が利用したのは9:30発の第1便。この日はタクシーの運転手さんが観光案内所まで迎えに来てくれて、もうこの時点で旅気分が高まります。

浄土平スカイアクセス

観光案内所でツアー代金を現金で支払いました。クレジットカードも利用可能です。

観光案内所のスタッフによると、一番人気は登山向けの朝8:30発とのこと。利用前日の17時まで予約を受け付けているので、翌日の天気を見極めてから決められるところが喜ばれているのだそう。

10:25 浄土平駐車場に到着

浄土平スカイアクセス

平日だったからか、渋滞もなく目的地までスムーズに到着! 浄土平の駐車料金はツアー料金に含まれているので支払いは不要です。

この日の天候は薄曇り&ほぼ無風で、半そでの上に薄手の長袖シャツ一枚羽織るだけで快適に過ごせました。
とは言え、ここは山の上。標高約1,600mの浄土平は、福島市街よりも気温が10℃以上低いこともあるそう。天候が変わりやすいので、上着や雨具を持参しておくと安心です。

浄土平スカイアクセス
浄土平スカイアクセス

浄土平滞在中はタクシー・バスは駐車場に待機しているので、車内に荷物を置いておけます

10:40 浄土平湿原散策&浄土平ビジターセンターに立ち寄り

浄土平周辺案内 登山散策マップより

まずは桶沼を目指して開放感あふれる木道を散策。浄土平湿原の中をのんびり歩ける木道コースは、途中までバリアフリー対応なので、車いすの方も一緒に景色を楽しめます

桶沼へ続く山道は残雪で覆われていたため途中で引き返しましたが、それもまた旅の思い出です。挑戦する方はしっかり準備をしてきてくださいね。

浄土平スカイアクセス
浄土平スカイアクセス

桶沼までの遊歩道は途中から完全に雪で覆われていました

そのあとは「浄土平ビジターセンター」に立ち寄り、情報収集。吾妻連峰の自然や歴史などを、ジオラマやパネル写真などでわかりやすく紹介しています。

浄土平スカイアクセス
浄土平スカイアクセス

ギフトショップも併設されており、浄土平限定ステッカーやカプセルトイ、浄土平オリジナルブレンドのコーヒーも発見!

来館者が書き込めるノートには、「風が強すぎて寒い!」「天候の良いときにリベンジしたい」など、リアルなコメントが残されていました。GWから5月上旬にかけてはかなり寒かったようです。私も記念にひとことボードにメッセージを残してきました。

さらに、もうひとつ立ち寄りたいスポットが「浄土平天文台」です
ここには口径40センチの反射望遠鏡や展示コーナーがあり、なんと一般公開されている天文台としては日本一標高の高い場所にあるんです。天気が悪くても屋内で楽しめるので、雨や強風の日の立ち寄りにもぴったり。時間が許せばぜひ足を運んでみてください。

11:15 吾妻小富士の火口壁を散策

浄土平スカイアクセス

いよいよ吾妻小富士へおしゃべりしながらゆっくり登って約10分かかりました。やっぱり息が上がりますが、のぼりきったときの達成感は格別です。これぞ非日常体験!
薄曇りで少しかすんではいるものの、空と山のコントラストが本当にきれいでした。

浄土平スカイアクセス

ももりんも一緒に旅をしています。 観光ノート記事のお知らせは #ライターももりん で発信中

浄土平スカイアクセス

火口壁からの眺望

11:45 浄土平レストハウスでご当地グルメを堪能

浄土平スカイアクセス

たくさん歩いたあとは、やっぱりお腹が空いてきますよね。
そんなときの楽しみが、浄土平レストハウスの軽食コーナー。ラーメンやカレーライス、丼物、フライドポテト、ソフトクリームなど、県内産の食材を使ったオリジナルメニューが並びます。

浄土平スカイアクセス
浄土平スカイアクセス

今回は、地元・福島市の名物や特産品を活かしたご当地グルメの中から、福島市「達磨農園」のにんにくを使った「にんにくフランク」のほか、「いかにんじんコロッケ」「凍み豆腐フライ」を注文してみました。

なかでも私のイチオシは「凍み豆腐フライ」。見た目はポテトのようですが、ひと口食べるとサクッとした衣の中から、味がしっかり染み込んだ弾力のある凍み豆腐が登場。何ともいえない食感がクセになって、気づけば箸が止まらなくなっていました。

そのほかにも「魔女の瞳らぁめん」「吾妻BONSAIらぁめん」「笑夢カレー」「麓山高原豚ソースカツ丼」「松川浦海鮮ぶっかけ丼」など、福島の恵みを気軽に味わえるご当地グルメが盛りだくさん。観光だけでなく“食”も存分に楽しめるのがうれしいポイントです。

外には福島名物の和スイーツ「凍天」のキッチンカーも来ていました。出店は日によって異なりますが、平日でも1〜2台は出ていることが多いそうですよ。

こうして浄土平での自由時間をたっぷり満喫し、12:30発のタクシーに乗って、福島駅西口へ。ちょっとした非日常が味わえる、満足度の高い小さな旅になりました。

ちなみに、途中の高湯温泉「あったか湯」で下車することも可能。「せっかくだから温泉にも入りたい!」という方は、高湯温泉に立ち寄って、路線バスで福島駅へ戻るというアレンジもできますよ。

13:20 JR福島駅西口に到着

浄土平スカイアクセス
タクシーでの帰路はウトウトしてしまうほどの心地よさで、ほぼ予定通りに福島駅西口に到着しました。至れり尽くせりの快適な旅でした。

観光案内所では、スカイアクセスを利用した方限定で、くじ引きに参加できます! ぜひ忘れずに観光案内所に寄って旅の思い出を話してくださいね。

浄土平スカイアクセス

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浄土平スカイアクセス利用時のポイント

スカイアクセスを利用する際のポイントをまとめました。ぜひチェックして、快適な旅をお楽しみください。

浄土平スカイアクセス

  • 支払い方法は、事前クレジットカード決済か、当日現地支払の2種類です。
    ※現在は、事前クレジットカード決済の場合はPaypal登録が必要となります。
  • 浄土平は標高約1,600mの場所にあるため気候が変わりやすいので、上着や雨具をご持参ください。
  • レストハウスやビジターセンターなどはクレジットカードや電子マネーが利用不可のため、現金を用意しておくと安心です。
  • 渋滞などで往路の到着が遅れた場合も、復路の出発時間は変わりません。
  • ツアーのため、道中の展望台やコンビニなどへの立ち寄りは不可となります。
  • インターネット予約の際、車いす利用や介助が必要な場合は詳細をご記入ください。観光案内所スタッフより電話またはメールで連絡させていただきます。(介護タクシーを手配する場合は、別途追加料金が発生します)
  • 動物、ペット同行可能です。ペットご同伴のお客様は、必ずペットキャリーなどをご使用の上、ご乗車ください。

思い立ったら、すぐ“山旅”へ

「浄土平へ行きたいすべてのお客様を送り届ける」を目標にスタートした、浄土平スカイアクセス。
公共交通機関のように利用者が増えることで、ピーク時の磐梯吾妻スカイラインの渋滞や、浄土平の駐車場混雑の緩和にもつながり、マイカー利用による排出ガス削減への貢献も期待されています。

6月30日まで毎日運行している今がチャンス。日常から少しだけ離れて、空と山の絶景に癒されてみませんか?

浄土平スカイアクセス(外部リンク)

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