ふくしま観光圏は、福島市・相馬市・二本松市・伊達市の4市で構成されています。
首都圏からは高速道路を使えば5時間ほどで到着します。自然・食材・花・豊かな温泉があり、日帰りはもちろん、1泊2日、ちょっとゴージャスに連泊など"プランに合わせた自由な体験"を満喫できるのが「ふくしま観光圏」の魅力♪ また、誰もが旅を楽しむことが出来るよう、高齢者や障がい者の方に優しい観光地づくりに取り組んでいます。
ふくしま観光圏は、磐梯朝日国立公園、吾妻・安達太良山系の東側に広がる福島県中通り福島市・二本松市・伊達市の3市と、太平洋沿岸の相馬市の4市で構成されています。海から山までの豊かな「自然」、その自然に育まれた果物や海産物などの「食材」、花見山や菊人形に代表される「花」、日本にある温泉のうち半分以上の6種類の泉質がそろう「豊かな温泉」、農業・漁業・ものづくりなどの「体験活動」の他、たくさんの魅力があります。
また、誰もが旅を楽しむことが出来るよう、観光地におけるバリアフリーの推進が進められています。
山の幸エリアのご紹介
山の幸エリアは、多くの温泉や、観光有料道路などの観光地が点在しているエリアです。
磐梯吾妻スカイラインでは、新緑や紅葉など、それぞれの季節で雄大な大自然を眺めながらのドライブが楽しめます。また温泉資源も豊富で、それぞれ泉質の異なる土湯温泉・高湯温泉・岳温泉の湯めぐりもオススメです!
土湯温泉
1,400年以上の歴史を持つ温泉は「東北三大こけし発祥の地」として有名で豊富な湯量と全国でも珍しい13種類の泉質を持つ。 荒川大橋のたもとにある「かじかの湯」、温泉街の中心部にある「月の湯ぶじぇ」「下の湯」「偲いの湯」と4つの足湯が楽しめる。
【泉質】単純温泉。炭酸水素温泉・硫黄泉・鉄鉱泉など
【効能】神経痛・筋肉痛・疲労回復・美肌・皮膚病・やけど・胃腸病など
土湯温泉全景
足湯 かじかの湯
高湯温泉
白布高湯、蔵王高湯とならび奥州三高湯の一つに数えられる温泉。 国民保養温泉地にも指定されている名湯で、2010年に東北初の「源泉かけ流し宣言」を発表しました。 薬効成分の高い白いお湯は、お肌がすべすべになると人気を集めている。
【泉質】酸性・含硫黄(硫化水素型)アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉(硫黄泉)
【効能】高血圧症・動脈硬化症・リウマチ・糖尿病・やけど・婦人病・不妊症・胃腸症・神経痛・皮膚病・アトピー性皮膚炎など
共同浴場 あったか湯
玉子湯
岳温泉
水戸黄門も湯治に訪れたと伝わる歴史ある名湯。 草津、雲仙などと並ぶ酸性泉の温泉は全国でも珍しく神経痛や冷え症などに効果がある。 自然環境にも恵まれ国民保養温泉地にも選ばれている。
岳温泉 桜坂
陽日の郷あづま館
磐梯吾妻スカイライン
高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長約29kmの観光道路。最高標高1,622mの吾妻連峰を縫うように走る、まさに“空を走る道”。眼下には福島市から伊達郡へと続く信達平野が広がり、作家井上靖氏が命名した「吾妻八景」に代表される景勝地が続きます。
磐梯吾妻スカイライン
里の幸エリアのご紹介
里の幸エリアは、年間を通してフルーツラインで果物狩りが楽しめます!フルーツラインには約14kmにわたって果物畑が広がり、販売店や果物狩りが楽しめる観光果樹園が数多く並んでいます。ぜひお越しください♪
飯坂温泉
温泉街を流れる摺上川沿いに旅館が建ち並ぶ“福島の奥座敷”。 松尾芭蕉が立ち寄り湯につかったとされる鯖湖湯をはじめ9つの共同浴場がある。 いずれも200円(波来湯は300円)で入浴ができ、手軽に温泉巡りが楽しめる。
【泉質】アルカリ性単純温泉
【効能】神経痛・筋肉痛・関節痛・運動麻痺・うちみ・くじき・慢性消化器病・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進
共同浴場 鯖湖湯
旧堀切邸 足湯
福島市観光コンベンション協会
果物狩りや温泉、街に息づく歴史文化など、福島市の総合観光情報ナビ!
福島市の旬の魅力をた~っぷりとご紹介♪
二本松市観光連盟
『智恵子抄』に詠われた安達太良山と阿武隈川で知られる城下町。
日本三大提灯祭りに挙げられる二本松のちょうちん祭りや、戊辰の役でふるさとを守るために若い命を散らした二本松少年隊でも有名。
海の幸エリアのご紹介
伝統ある相馬野馬追(国重要無形文化財)は、1000年以上続く平将門の馬の軍事訓練に由来すると言われる祭事です。
松川浦のほど近く、和田観光いちご園では、毎年1月から5月にかけていちご狩りを楽しむことができ、 海からの心地よい潮風と、山々の壮大な景色を楽しみながらプレイできるパークゴルフなどがあります!
相馬市観光協会
海と緑・・・この美しい自然と温暖な気候に恵まれた相馬市は、県立自然公園松川浦を始めとした豊かな自然環境や 相馬野馬追や相馬民謡などさまざまな観光スポットがあります。
バリアフリーの取り組み
ふくしま観光圏は「やさしさと自然の温もり」をキャッチフレーズに、「ふるさとに帰って来たようにやさしくなれる観光圏」を目指し、 ご高齢の方や障がいをお持ちの方、妊娠されている方、小さなお子様を連れた方、外国の方はもちろん、圏域を訪れるすべての方々、 誰にも優しい観光圏を目指しています。
バリアフリー観光は、施設の整備もさることながら、高齢者や障がい者をお持ちの旅行者の方にも、 それぞれのお身体の状態にあった施設をご紹介したり、ご利用いただけるサービスをご案内したり、 観光地で移動のお手伝いができる「心のバリアフリー」に基づいたサービスこそが大切です。
ふくしま観光圏が目指すバリアフリー観光は、施設の整備に頼るものではありません。 「旅」は一つの冒険です。
お客様は、病院や福祉施設にお泊りになるわけではありません。 お客様に対して、「お客様が希望する観光施設を訪れるためには、こんな準備が必要ですよ。」 「お客様が希望を叶える施設としてはこんなところがありますよ。」「地元ではこんなサービスが準備できます。」 と言った必要な情報を提供することが、バリアフリー観光を進めるためには必要です。
文化財のように歴史的な建造物などに手を加えることよりも、案内しながらお手伝いできるボランティアがいること。
機械浴の設備があることよりも、入浴介助のできるヘルパーさんをお願いできること。
体質に合った食材を使ったメニューに配慮してもらえること。
少しのところで手を貸してもらえる雰囲気にあふれていること。
これらのことが、バリアフリー観光の第一歩になると信じています。
交通案内
交通アクセス
〈JR〉
●東北新幹線
東京駅~福島駅 約1時間30分
仙台駅~福島駅 約23分
〈自動車〉
福島西インター(東京寄り)と福島飯坂インター(仙台寄り)の出入口があります。
●東北自動車道
浦和I.C~福島西I.C 250km
●高速バス
[東京、新宿、横浜、仙台]~福島
〈空路〉
●仙台空港 空港から高速バスで約2時間