タウト、柳宗悦、ペリアン、今和次郎らは、何を見ようとしたのか
イベント情報
イベント名 |
東北へのまなざし 1930-1945
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日時 |
2022年6月4日(土)~7月10日(日)9 : 30~17 : 00(最終入館は16 : 30まで)
※休館日 毎週月曜日、3/22(火)、ただし3/21(月・祝)は開館
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会場 |
福島県立美術館
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料金 |
観覧料
~当日~
一般・大学生 1,000円 ( 800円)
高校生 600円 (500円)
小・中学生 400円 ( 300円)
※( )内は20名以上の団体の場合
*未就学児は無料
*身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は無料
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内容 |
太平洋戦争へと傾斜していく1930年代は、一方で昭和モダンとよばれた都市文化が爛熟しました。写真を多用した新たな視覚文化や、インターナショナル・スタイル建築、シュルレアリスムなどの前衛絵画が台頭し、革新と伝統、都会と地方といった両極を揺れ動いた変化の時代だったのです。
この頃、先端的な意識を持った人々が相前後して東北地方を訪れ、その土地の建築や人々の生活用品に注目し、これらを記録、蒐集、展示などを行いました。1933年に来日した建築家ブルーノ・タウト、1926年以降本格的に民藝運動を展開した柳宗悦、1940年に来日したシャルロット・ペリアンなどは、そうした人々の一例です。
また、こけしや郷土玩具への関心も飛躍的に高まり、それらを収集、紹介した武井武雄、山内神斧らの活動も注目されます。さらに「考現学」の祖・今和次郎や『青森県画譜』を描いた弟の今純三、東北生活美術研究会を主導した吉井忠などの東北出身者たちも、故郷の人と暮らしの貴重な記録を残しています。
この展覧会は、東北に向けられた彼らの複層的な「眼」を通して、後進的な周縁と思われた東北地方の豊かな文化のありようを、400点をこえる作品資料により確かめてみたいと思います。
≪関連事業≫
●講演会「リュックを背負った芭蕉!– ドイツ人建築家が見た昭和初期の東北」
日時:2022年6月5日(日) 14:00-15:30
講師:沢 良子氏(建築史家、福島学院大学副学長)
会場:美術館講堂 *聴講無料
●公開対談「アウト・オブ・民藝 東北へのまなざし編」
日時:2022年6月25日(土) 14:00-15:30
講師:軸原ヨウスケ氏(デザイナー)×中村裕太氏(美術家)
会場:美術館講堂 *聴講無料
●ギャラリートーク
日時:2022年6月12日(日)、7月1日(金)
いずれも14:00-15:00 *企画展示室入口集合、本展観覧券が必要です。
●関連ワークショップ「こけしの源流を想像して、こけしに絵を描こう」
日時:2022年6月26日(日) ①10:00-11:30、②14:00-15:30
講師:軸原ヨウスケ氏(デザイナー)
会場:美術館実習室 >> 受講お申し込みはこちらから
*こけしの模様は、系統により、さまざまな伝統模様があります。それを紹介しつつ、模様を応用した絵を楽しく描いてみましょう。
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駐車場 |
あり(※県立図書館と共用で150台分。無料。大型バスは12台駐車可)
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HP・SNS |
公式ホームページ
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問合せ |
TEL 024-531-5511(9 : 30~17 : 00)
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備考 |
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